山頂では山頂に相応しい美味しいものを食べましょうという事で、みなかみの銘菓“仙ノ倉万太郎まんじゅう”を食べました。
風が強く、気温も低かったので長居はしませんでしたが、やっぱり山の頂という場所は特別で、食べたものも普段の倍美味しく感じました。
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(仙ノ倉万太郎まんじゅうで乾杯。残念ながら仙ノ倉山も万太郎山も見えませんでしたが、最高に美味しかったです)

暫し山頂で休憩をし、雨が心配だったので、すぐに登ってきた時と同じルートで下山を開始しました。
相変わらず風はとても強く、特に肩の小屋から下の部分では風に煽られて飛ばされなように、ゆっくりと慎重に下りました。
滑りやすい所、急傾斜な岩場、鎖場など、所々ケガ注意ポイントがありましたが、あっちゃんもポニョちゃんも楽しむべき場所と集中するべき場所の意識の切り替えが素晴らしく、「いつも海という大自然を相手に闘っている人たちは違うな」と思いました。
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(本当に楽しそうに山を下る2人。楽しく、しかも安全に、アウトドアを楽しもうとする姿勢。僕も見習いたいと思います)

下りも2時間弱でロープウェイの駅まで帰ってきました。
上りも下りも終始会話をしながら楽しく歩いたので、4時間近く歩いていたという感覚は無く、非常に楽しく谷川岳登山を終える事が出来ました。
“ケガなく無事に下山できてハッピー”、“最高に楽しい登山でハッピー”ということで、登山の最後は3人でハイタッチをして締めくくりました。
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(日本百名山谷川岳登山無事終了。3人でハイタッチー。一番ハッピーなのは3人ともケガ無く無事に下山できた事)

天神平駅から麓までは、帰りも谷川岳ロープウェイに乗って戻って来ました。
ロープウェイの中で、ふと足元に目を向けると3人の下肢とシューズが知らぬ間に泥だらけになっている事に気付きました。
この泥だらけの脚とシューズが僕たちの頑張った証しなのだと考えると、僕はこの「めちゃくちゃカッコいい」脚とシューズの写真を撮らずにはいられませんでした。
この日はこの後、温泉に入り、遅めの昼食を食べ、この日の宿であるカッパCLUBのコテージに向かい、ゆっくり、のんびり過ごしました。
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(3人の脚と靴は頑張った分だけ泥だらけ。脚やズボンの裾に付いた泥が“カッコいい”と思うのは僕だけでしょうか)

谷川岳登山で心地良く疲れた初日の夜は早めに就寝、おかげで2日目の朝はすっきり起きる事が出来ました。
せっかく早く起きたし、天気も良かったので、気持ちの良い外で朝ごはんを食べようという事になり、コンビニで朝食を買って、みなかみの道の駅「水紀行館」に行き、利根川の川沿いで、水上温泉を代表する景勝地の一つ「諏訪峡」を見ながら朝食を食べました。
みなかみに来て4年になりますが、この場所で朝食を食べた事は一度もなかったので、とても新鮮でした。
朝の気持ち良い空気、気持ち良い風、川のせせらぎ、ご飯自体はコンビニ飯でしたが、贅沢な朝食になりました。
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(利根川の河川敷でまったりと朝食。朝の風が最高に気持ち良く、コンビニご飯でしたがメチャ美味しく感じました)

初日の谷川岳登山で大分頑張ったので、2日目は温泉に入ってまったり過ごすことにしました。
訪れた温泉は“天下一の大露天風呂”のある宝川温泉「汪泉閣」
筋疲労の残る体にはこれ以上ないご褒美で、素晴らしい景色の中、のんびりと贅沢な時間を過ごしました。
そして、この旅の最後の食事はみなかみの名物レストラン「カフェレストラン亜詩麻」で名物メニューの「焼きカレー」を食べました。
僕自身、久しぶりの焼きカレーだったのですが、やっぱり美味しかったです。
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(カフェレストラン亜詩麻でランチ。名物の焼きカレーを堪能。僕も久しぶりに食べましたが、やっぱり美味しいですね)

あっという間の2日間でしたが、日本百名山「谷川岳」に登り、温泉に入り、景勝地を訪れ、名物料理を食べ、非常に濃い2日間を過ごす事が出来ました。
まだまだ知らない“みなかみの魅力”みたいなモノを発見し、益々この町が好きになりました。
あっちゃん、ポニョちゃん、またみなかみに遊びに来てください。
そしてブログを読んでくださっている皆さんも是非みなかみに遊びに来てください。


2012年9月24日 倉田文裕