2012年08月

Capitano della Rafting Team Gratias! 「ラフティングチーム“グラティアス”キャプテン」 森孝恵さん

森孝恵(ガイドネーム:はな)さんは女子ラフティングチーム「Gratias!」のキャプテンで、普段はカッパCLUBでラフティングガイドとして働き、ツアーの一切を取り仕切るツアーリーダーとして活躍しています。
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        (ラフティングだけでなく、カヤックも自在に乗りこなすはなさん。僕に言わせるとセンスの塊)

ラフティングガイドにはボートの右後ろで舵をきる、いわゆる「右ガイド」と左後ろで舵をきる「左ガイド」がいます。
人間に右利き、左利きがあるように、ガイドにも右の方が漕ぎやすい人もいれば、左の方が漕ぎやすい人もいるので、「右ガイド」になるのか「左ガイド」になるのかを自分で決めます。
因みにはなさんは左ガイド、僕も左ガイドです。
僕がカッパCLUB一年目、まだ先輩ガイドと一緒でなければボートに乗れなかった頃、同じ左ガイドであるはなさんのボートに良く乗せてもらって勉強させてもらいました。
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(力みのないパドリングで効率良くボートをコントロールするはなさん。「ラフティングは力じゃない」。正に女性ガイドの鑑)

はなさんの凄い所はラフティングは「力」じゃないという事を証明している所だと思います。
はなさんの操船するボートは実に滑らかで綺麗なラインを描いて川を下ります。
ラフティングガイドなら皆、はなさんのような美しいラインで川を下りたいと思うものですが、口で言うほど簡単ではありません。
操船に力は要らないと最も思わされる瞬間がはなさんの繊細で滑らかなパドリングを見ている時で、ボートを真っ直ぐ前に進めるという行為一つをとっても、他のガイドが「ギュン、ギュン」という力のこもったイメージの挙動に対して、はなさんは「スィー、スィー」という感じで、全く力みを感じません。
それでいてボートは他のガイドよりも効率良く前に進むので、ラフティングのセンスがあるというのは、こういう人の事を言うのだなと思います。
一人でボートに乗れるようになってからは、はなさんのボートに一緒に乗るという機会は滅多に無くなってしまいましたが、同じ左ガイドの中で僕は、はなさんを一番尊敬しています。
日本全国に何人の女性ガイドがいるのかわかりませんが、僕ははなさんが日本一の女性ガイドなのではないかと大袈裟ではなく、本気で思っています。
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 (はなさん指名のお客さんが毎日のようにカッパCLUBにやってきます。カッパCLUB指名№1のスターガイドです)

はなさんはカッパCLUBでの業務の傍ら、レース・ラフティング・チーム「Gratias!」のキャプテンも務めています。
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(「Gratias!」の面々。2013年の世界選手権優勝を目指してキャプテンのはなさんを中心にメチャクチャ頑張っています)

今、日本女子のレースラフティング界でトップにいるのが吉野川を拠点にしている「THE RIVER FACE」というチームで、2010年の世界選手権では世界チャンピオンになり、2011年の同大会では世界2位になっています。
つまり男子のレースラフティング界同様、今、世界のレースラフティングの基準は男女共に日本にあります。
それはつまり、「THE RIVER FACE」に勝つ事が出来れば、世界に行けるという事だけでなく、世界TOPを狙えるという事を意味します。
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      (国内の予選会を勝ち抜いて世界一へ。みなかみ代表の「Gratias!」をみんなが応援しています)

「Gratias!」は月曜日以外毎日朝練を行っていて、時間のある時は夕練も行っているそうです。
それだけでなく、木曜日は一日丸ごとチーム練習にあて、メンバー個々でも自分の足りない部分のトレーニングを仕事の後に行っているそうです。
これだけ練習していても「THE RIVER FACE」との差はまだまだ大きいとはなさんは言います。
「Gratias!」は2013年の世界選手権の優勝を目指しています。
その為にまず今年開催される予選会で勝たなくてはいけません。
厳しい戦いである事は間違いありませんが、今年吉野川で行われた大会で「Gratias!」は全種目1位という最高の結果を残しています。
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   (5月26、27日に吉野川で行われた「大歩危リバーフェスティバル」で3種目すべてで優勝した「Gratias!」)

はなさんが思い描いている理想のチームが出来上がった時、世界のTOPが見えてくると思います。
応援してくれている全ての人達からの期待、チームメンバーからの信頼、結果を求められる事の重圧、キャプテンのはなさんは色んなものを背負っているはずです。
それでも、はなさんなら何とかしてくれる、はなさんなら期待にこたえてくれる、皆、そう思っています。
僕もはなさん率いる「Gratias!」の様にコツコツと日々の努力を積み重ねて、一歩一歩目標に近づいて行けたらと思います。

2012年8月31日 倉田文裕

Pasto 「イタリアでの食事」

イタリアに留学中は一人暮らしをしていたので、食事は基本自炊していました。
ただ僕は料理が苦手で、日本で一人暮らしをしている時も、レトルトの物や出来合いの物を買ってきたり、外食をしたり、作ったとしてもご飯に合う、絶対に失敗しない超簡単な物だったので、イタリアでもそんな感じになってしまうのかなと思っていましたが、そうでもありませんでした。
そうならなかった一番の理由がイタリアのトマトの美味しさでした。
特にイタリアの完熟トマトは日本では食べた事のない美味しさでビックリしました。
料理下手な僕の調理で美味しいと感じる位ですから、素材が素晴らしいという他はありません。
ペンネやスパゲッティー、麦のリゾット等、トマトを使った料理を毎日自分で作って食べていました。
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(僕が作った麦のリゾットです。作り方も材料も忘れてしまったので今は作れませんが、トマトのお蔭でとにかく美味でした)

加えてイタリアの食事で感動したことがもう一つあります。
僕はイタリアに留学する前からピザが大好きで日本でも良く食べていたのですが、本場のピザはやっぱり凄いです。
ピッツェリア(主にピザを提供するイタリア料理店)で食べるピザが美味しい事はもちろんなのですが、イタリアのスーパーで売られているピザのレベルが相当高く、初めて食べた時はビックリしました。
それはやはり素材の良さの成せる技なのかなとも思いますが、スーパーで売られているピザがこのレベルなのですから、この国のピザはレベルが高いわけだと関心させられました。
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 (イタリアのスーパーで売られている「マルゲリータピッツァ」。初めて食べた時はレベルの高さにビックリしました)  

素材の素晴らしさに助けられて、自分で作った料理で十分満足していましたが、フィレンツェの語学学校時代に出会った日本人の夫妻(ヨシさんと奥様)にピストイアで会い、料理を作ってもらった時に「やっぱりプロってすごいな~」と思いました。
ヨシさんと奥様は日本でイタリア料理店で働いていて、当時フィレンツェに語学留学と同時にトスカーナの伝統的な料理を学ぶ為に短期留学に来ていました。
同じころに同じフィレンツェの語学学校に入学し意気投合、一人でイタリアに来ていた僕の面倒も見ていただき、色々助けてもらいました。
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(フィレンツェの語学学校で知り合ったイタリアンシェフのヨシさんと奥様。中央広場にある奇妙な銅像と同じ格好で写真撮影)

僕がピストイアに移り住んで暫くたった頃、2人が留学を終え日本に帰国する事になったので、ピストイアに会いに来てくれました。
その時に僕の家に来てくださり、料理を作っていただいたのですが、うちにあった物だけを使って、とっても美味しいパスタを作ってくれました。
やっぱり素材が素晴らしい事に加えて、腕も良ければもっと美味しくなるんだなと脱帽しました。

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     (ヨシさんが僕の家にある材料で作ってくれたペンネ。やっぱりプロは凄いなぁと思った一品でした)

日本に帰ってきてからもイタリア料理好きは変わっていません。
今、周りに美味しいイタリア料理のお店が沢山ありますが、あのトマトの味はやっぱり現地でないと味わえないのかなと思います。
あのトマトの味を味わう為だけでも再びイタリアに行く価値があると思っています。

2012年8月27日 倉田文裕

Milano 「ミラノにて」

イタリアへの留学中、一度だけミラノへ小旅行に行きました。
目的はミラノへ留学中の知り合いに会う事と世界有数のサッカースタジアムであるスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ (Stadio Giuseppe Meazza)通称「サンシーロ」(San Siro)を見る為で、ミラノの街とサンシーロをその知り合いに案内してもらいました。

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  (ミラノを本拠地とするサッカーチーム「ACミラン」と「インテル・ミラノ」のホームスタジアム「サンシーロ」と僕)

ミラノの街は流石イタリアの大都市という感じで、フィレンツェよりも洗練された街と言う印象を受けました。
そして世界有数のファッションの街でもあるので、超有名ファッションブランドのお店が立ち並び、家具や小物、カフェ、レストランまでお洒落な「衣・食・住」のお店で溢れていました。
小・中とサッカーをやっていて高校でも部活こそ硬式テニス部でしたが、友達の作った社会人サッカーチームで偶にサッカーをしていたサッカー好きの僕にとってはイタリアのサッカーというのは小学生の時から憧れであり、特に「イタリアの至宝」と言われたロベルト・バッジョ選手に関してはサッカーをやっていた頃も、サッカーをやめて他のスポーツをやっている今でも僕の憧れの選手であり続けています。

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     (憧れのロベルト・バッジョ選手のサイン入りユニフォーム。イタリア代表の時に実際に使用したもの)

そのロベルト・バッジョ選手も在籍していた、ミラノを本拠地とするチーム「ACミラン」と「インテル・ミラノ」のホームスタジアムである「サンシーロ」に行く事も夢の一つだったので、観客席からピッチを見て、選手が実際に使っているロッカールームやマッサージルームをこの目で見れた時には本当に感動しました。
またスタジアムに併設された博物館では名選手の実際に使用したシューズやユニフォームが飾られていて、「ACミラン」「インテル・ミラノ」に在籍した歴史的名選手のリアルな蝋人形も並んでいました。

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       (ACミランの黄金期を支えたオランダ人カルテットの一人ルート・フリット氏。オランダの英雄)

展示物の中には中田英寿選手や小野伸二選手のサイン入りユニフォームもあり、日本人として嬉しく思いました。
今や日本のサッカー選手が海外に出て活躍するのが当たり前の時代になりましたが、サンシーロのスタジアムに蝋人形が飾られる位の日本人ジョカトーレ(サッカー選手)が出現し、バロンドール(ヨーロッパ最優秀選手賞)獲得という夢を見せてくれる事を期待したいと思います。

2012年8月23日 倉田文裕

Pista di montagna 「日本二百名山・佐武流山」

8月5日、苗場山の南側に位置する日本二百名山に選定されている「佐武流山」に登ってきました。
今現在、「佐武流山」はスノーカントリートレイルのルートには含まれていないですが、「佐武流山」から「赤倉山」を経て、「苗場山」へと続く縦走路も存在するので、今後、ルートに含まれる可能性も十分あるのではないかと僕は思っています。
佐武流山の登山道の入り口へと向かう林道は車で入って行けない為、林道の入り口に車を停めて、そこから下見をスタートしました。
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(緩い傾斜のまま3、4km綺麗な林道が続きます。林道の両側は背の高い木々が生い茂り、とても気持ちがいいです)

途中、土砂崩れの土砂が林道の方まで来ている所もありましたが、しっかり人が通れるようにしてあり、何ら問題はありませんでした。
林道の途中、佐武流山に向かって右側に現れる登山道口にはしっかりと道標が整備されているので迷う事は無いと思います。
登山道口から檜俣川へと下りるトレイルは最初、少し草がトレイルを覆っている所もありましたが、そこを過ぎると綺麗な歩きやすいトレイルが続いていました。
檜俣川へと下りると、川の両岸を結ぶ白いしっかりとしたロープが張ってあり、それを頼りに川を渡ります。
綺麗な川を、ロープを頼りに、岩から岩へ、靴を濡らさないように渡る、これがまた楽しいんです。
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(とても綺麗な檜俣川。行きも帰りもここで水分補給を行いました。飲んで、渡って、とてもファンなスポットだと思います)

檜俣川を渡った後は、巻道で尾根を目指して上がっていきます。
巻道が終わり、尾根に出る直前、「物思平」という場所を通ります。
そのまま素通りしようと思ったのですが、何故か、その名前に惹かれて先へ進めず、足を止め、暫し物思いにふけりました。
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(「物思平」で暫し物思いにふける。何も考えていないように見えますが、取り敢えず物思いにふけっています)

尾根まで出ると、「赤倉山」と「佐武流山」の分岐点まで、大木が倒れてトレイルを塞いでいる場所や木の根がトレイル上に張り出している場所、ロープが設置されている急傾斜な場所などが続きます。
ただ、それらの場所が危険かと言ったら、決してそんな事はなく、むしろバラエティー豊かで楽しいトレイルだと思います。
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(ロープを使って急傾斜を登ります。この場所の直前、倒木の枝にランパンが引っ掛かって裾が破けました)

「赤倉山」と「佐武流山」への分岐点までくれば佐武流山の山頂はもうすぐそこです。
山頂までの稜線は一部ぬかるんでいる場所がありますが、終始、歩きやすいトレイルが続きます。
この日は残念ながらガスがかかっていて、山頂からの景色を楽しむ事は出来ませんでしたが、やっぱり山頂に立つというのは気持ち良いものだと思いました。
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(日本二百名山「佐武流山」の山頂。景色が見れなくても山頂は山頂。やっぱり山の頂は最高に気持ち良いです)

天気が良くて、時間に余裕があれば、赤倉山、更には苗場山の方まで行きたかったのですが、今回は無理をせずに来たルートをそのまま下りました。
下りは思ったよりもすんなり下れて、上りで受けたテクニカルなトレイルと言う印象もあまり感じませんでした。
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(少しガレた稜線上のトレイル。この先の檜俣川へと下りるトレイルは下りの練習に丁度良いコースだと思いました)

順調に檜俣川まで下り、再び川を渡って、登山道入り口のある林道へと上がりました。
そして気持ちの良い林道を通って、無事に車のある林道の入り口まで戻って来ました。
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(僕の新しい相棒「Teva」のトレランシューズ。この相棒と二百名山「佐武流山」の山頂まで行ってきました)

今回、「佐武流山」の登山道を初めて通りましたが、とても魅力のあるトレイルだなと思いました。
今度は「佐武流山」から「赤倉山」を通って、「苗場山」へと向かう稜線も是非下見に行きたいなと思います。
スノーカントリートレイルのルートも、まだまだ不完全で、未完成なので、もっともっと魅力的なものになるように頑張りたいと思います。

2012年8月20日 倉田文裕

Pista di montagna 「歩荷的仕事 in 平ヶ岳」

7月31日、「世界のコマケン」こと駒井研二さんのお仕事の手伝いで、日本百名山のひとつ「平ヶ岳」に登ってきました。
仕事内容は山頂にある雨量計の解体作業のお手伝いと解体した雨量計の機器やバッテリーを麓まで下ろすという単純明快なもので、ほぼ力仕事です。
昨年の10月にもお手伝いさせていただき、その時は今回と逆で、機器やバッテリーを麓から山頂まで上げ、雨量計を組み立て、設置するという作業でした。
その時のメンバーは作業員の方たちとコマケンさん、それに僕と言う感じで、コマケンさんと僕が重い荷物を持って、歩荷的な仕事をするという感じでした。
今回は作業員の方たちとコマケンさん、僕、それに僕がコマケンさんに誰かもう一人手伝ってくれる人いないかと言われて指名したカッパCLUBの仲良しガイド、シンゴくんも一緒に登りました。
出発は午前3時、前泊した宿から車で行ける所まで行き、そこから歩き始めました。
「行ける所まで」と言うのは、本来ならば登山道入り口まで車で行ける林道があるのですが、土砂崩れなどでその林道が寸断されてしまっていて、車はそこまでしか行けないという意味です。
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  (まだ夜が明けきらぬうちから歩き始めます。気温は快適、暑くなり始める前に山頂まで到達したいところです)

林道の終着地点に到着すると、すっかり夜は空け、空は明るくなっていました。
そこで一度小休止を挿み、いよいよ登山道を登り始めました。
昨年の10月は荷上げ的な仕事だったので、上りが大変でしたが、今回は荷下げ的な仕事なので、上りは荷が軽く、それほど大変ではありませんでした。
それでも、作業員の方たちにとっては山登り自体が非日常的で、大変な作業なので、少しずつ、細かく休みを取って、ゆっくり安全に上りました。
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 (シンゴくんが発見した、木の中に木があるという不思議な光景。シンゴくんは作業員の方たちにも大人気でした)

何回目かの小休止の際、コマケンさんから作業員の方のザックも背負うように言われ、自分のザックの上に他人のザックを背負う「ザック オン ザック」を久しぶりに行いました。
普通、上りはキツく、無言になってしまうという印象があると思うのですが、今回は、シンゴくんがいてくれたお陰で、笑いが絶えず、作業員の方たちも終始笑顔で、楽しく登っているなという印象を受けました。
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(久しぶりに行った「ザック オン ザック」。今回、上りは荷が重くなかったので2個背負っても大した事ありませんでした)

傾斜のキツイ、所々荒れた上りを越えると平ヶ岳と言う名に相応しい、広く、平らな場所に出ます。
ここまで来てしまえば、山頂まで、まだ距離はあるものの、緩い上り下りがあるだけで、気持ち良い、良く整備されたトレイルが続きます。
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(キツイ上りを登りきると後方に平ヶ岳を望む、開けた、気持ちの良い場所に出ます。シンゴくん、空気が美味いね~)

突然ですが、ここで一つ余談です。
今回、一緒に山に登り、普段は共にカッパCLUBで働くシンゴくんと僕は同い年です。
カッパCLUBではシンゴくんのボケに、僕がツッコむという、「自分達満足の笑い」を楽しんでいます。
彼の凄い所は“人を惹きつける個性”と“身体能力”。
どちらも僕が持っていないモノなので、とても羨ましく思います。
一昨年、同じ日に、同じ箇所をケガ(内側側副靭帯損傷)し、同じような挫折を味わっていて、“変な共通点”がある仲なので、妙な親近感が僕の中にあります。
同い年の、似た者同士、これからもお互いに切磋琢磨しあっていければ、良いのではないかと思います。
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   (滅多に見る事の出来ないシンゴくんのトレラン姿。貴重な一枚です。この男の身体能力、半端無いです)

午前10時、予定通り平ヶ岳山頂に到着。
ガスも無く、これ以上無い最高の天気で、360度全方向の景色を楽しむ事が出来ました。
更に、2,000mを越える高地で、気温もそれほど高くなく、とても快適でした。
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(最高の天気で、360度全方向の山を見る事が出来ました。越後三山の「越後駒ヶ岳」「中ノ岳」も綺麗に見えました)

一休みした後、雨量計のある所まで移動し、解体作業を始めました。
僕たちは専門的な事は全く分からないので、解体した部品を運ぶとか、単純な作業のお手伝いをしていたのですが、僕とシンゴくんにはもう一つの重要な任務が待っていました。
それは、コマケンさんのハーフパンツの破れた箇所の修復。
歩き始めから、小さな穴は開いていたのですが、頂上に近づくにつれて、その穴は大きくなっていきました。
そこで、コマケンさんは作業で使う「養生テープ」で応急処置をするようにシンゴくんに指示、これによりこれ以上の穴の巨大化の阻止に成功しました。
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  (穴の修復作業を行うシンゴくん。顔は見えていませんが、いつになく真剣な表情。完璧な応急処置でした)

作業のお手伝い中も、シンゴくんはそのナイスキャラを爆発させていました。
コマケンさんに、作業で用いる支え棒を使って、何かボケるように言われ、身体を張って周りを笑わせていました。
作業も無事に終わり、前泊した宿の方に用意していただいた「弁当」を皆で食べて、お昼過ぎに下山を開始しました。
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(コマケンさんの“笑いの要求”に全力で応えるシンゴくん。コマケンさんがツッコんでくれるので、僕はとても楽でした)

最初にも書きましたが、今回は荷下げが主な仕事だったので、帰りのザックの重さは、行きのザックの比ではありませんでした。
バッテリーや雨量計の機器を僕、コマケンさん、シンゴくん、そして作業員の方たちで分担して持ち、行きよりも重くなったザックにバランスを崩さないように慎重に下りました。
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 (平ヶ岳山頂。最高の天気に、最高の気候、気持ち良くない訳がありません。天気が良くて本当に良かったです)

午後になっても、天候は最高なままで、最後まで気持ち良く歩く事ができました。
上りよりも小休止の回数も少なく、午後3時には登山道の入り口まで全員無事に下りてくる事が出来ました。
そこから車を降りた所まで林道を歩き、車で前泊した宿まで戻りました。
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    (平ヶ岳山頂付近の整備された遊歩道。平ヶ岳の名の通り、山頂が何処だかわからないほど平らです)

「疲れた体にはやっぱり温泉」という事で、解散後、日帰り温泉「白銀の湯」で疲れを癒してから帰りました。
ここの温泉自体も最高なのですが、白銀の湯の施設の前にある水飲み場では、冷たくてとても美味しいお水を飲む事が出来ます。
暑い中を歩き、温泉で火照った体には、このお水が最高に染み渡り、頑張って良かったなと毎回思わせてくれます。
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  (冷たくて美味しいお水。越後駒ヶ岳の駒の小屋のお水もそうですが、この辺のお水は本当に美味しいです)

昨年の10月に引き続き、今回も僕に声をかけてくれたコマケンさん、一緒に仕事を手伝ってくれたシンゴくん、本当にありがとうございました。
そして作業員の皆さん、本当にお疲れ様でした。
今回で2回目の平ヶ岳、3回目があるかどうかはわかりませんが、また別のルートから平ヶ岳の山頂に登ってみるのもいいなと今回思いました。

2012年8月16日 倉田文裕
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