2012年09月

Viaggio di excitatory 「興奮の旅 in 八ヶ岳」 赤岳登山編

9月13日、14日、長野県諏訪郡富士見町に行ってきました。
タイトルの“興奮の”というフレーズは、今回の旅のテーマで、“興奮の家”“興奮ミュージック”“興奮モーニング”等々、何かと“興奮”という言葉を付け、それに相応しい環境で、それに相応しいメンバーと、楽しい時間を過ごすというのが目的でした。
旅の全てを書いてしまうと、とんでもなく長い文章に、とてつもない写真の量になってしまうので、今回は旅のビッグイベントの一つ、八ヶ岳の最高峰“赤岳”への登山について書きたいと思います。
CIMG1127
    (“興奮メンバー”の面々。大人の事情で1人写真に写っていませんが、ホントにみんな良い人たちです)

興奮の旅は6人で行きましたが、赤岳は標高2889mとそれなりの標高なので、無理はしない方が良いという事で、僕、ワッキー(元イーストウインドのチームメート)、タイゾーさん、ミヤさんの4人で登りました。
ワッキーに関しては僕のブログを読んで下さってる皆さんは良くご存じだと思いますが、イーストウインドの元チームメートです。
タイゾーさんとミヤさんは2人ともトライアスリートで、今回の旅で初めて出会ったのですが、同じく初めて会ったユキエさんを含めてホントに、ホントに良い人たちで、すぐに一緒にいて非常に心地良い存在になりました。
CIMG1154
(みんな走れるメンバーなので、平らなところはトレイルランニング。トレイルも、メンバーも、天気も、全部最高でした)

今回の登山は美濃戸口から南沢を通って行者小屋に行き、その後は文三郎尾根を通って赤岳山頂を目指すという“興奮ルート”で登りました。
南沢のルートに入ると、苔むした登山道が続き、洪水で流されてしまった登山道もあらわれます。
しかし、そこは日本百名山に登る登山道、全体的には綺麗に整備されており、行者小屋までの登山道は傾斜も
緩く、気持ち良く走れるところも多々ありました。
485691_2439747408750_844464684_n
(気持ちの良い森の中で小休止。“興奮”を抑えつつ、各自、前日の夜コンビニで購入した“興奮補給食”を食べます)

目の前が開けた所に出ると、正面にこれから登る赤岳が姿を現します。
その圧倒的な山容を目の当たりにすると、否が応でも興奮してきますが、その興奮を抑えつつ、歩きと走りを繰り返し、登山開始から1時間30分で行者小屋に到着しました。
この小屋を八ヶ岳登山の拠点にしている人も多いようで、平日にもかかわらず、小屋の前は沢山の登山客で賑わっていました。
310322_2439748048766_482560442_n
  (鉄階段を登る僕とタイゾーさん。上には赤岳山頂、下には行者小屋。ヤマノボラーじゃなくても興奮する景色)

登山的には、行者小屋から先のここからが本番といった感じで、急に斜度もキツくなってきます。
行者小屋から尾根に出るまでの道は細かい砂利のガレた道を進み、その後は尾根上を真っ直ぐに延びる鉄階段を上がっていきます。
この鉄階段が直登に近い状態で設置されているので、傾斜はキツいのですが、良く整備された階段なので、安心して歩く事が出来ます。
CIMG1180
(標高が2000mを越えると空気も薄くなり、濃いガスが発生。このメンバーと“山にいられる幸せ”を感じ、更に興奮)

鉄階段、鉄橋、ガレ場、「登山してるな~」と実感する、それなりに傾斜のある登山道を進み、標高をグングン上げていくと、空気は薄くなり、ガスも濃くなってきました。
流石に、ここまで来ると、みんなの言葉数も少なくなりかけていましたが、カメラを向けると途端に元気になり、しっかりと興奮ポーズを取ってくれ、「トライアスリート恐るべし」と思いました。
183212_2439749768809_1216989440_n
   (山頂直下の鎖場&ガレ場。ガレればガレるほど興奮度UP。「みんな~頂上すぐそこだよ~頑張れ~」)

登山開始から2時間30分、標高2899m、日本百名山「八ヶ岳」の最高峰、“赤岳”の山頂に到着しました。
山頂は非常にガスが濃く、景色は全く見えませんでしたが、丁度良い気温で非常に快適でした。
興奮メンバーのテンションも、この時がMAXで、僕たちの周りだけ気温が2、3℃高い気がしました。
251160_2439751568854_999968824_n
(登山開始から2時間30分で赤岳山頂に到着。この時が興奮度MAX。空気は薄い。でも、みんなのキャラは濃い)

記念撮影の後、軽く食事&休憩をして、興奮の山頂を後にしました。
下りは地蔵尾根を通り、上りとは違うルートで行者小屋に下りる事にしました。
赤岳頂上小屋から赤岳展望荘を経て、地蔵の頭から地蔵尾根を通って行者小屋に下りて行ったのですが、上りの文三郎尾根ルート同様、ガレ場、鎖場、鉄階段と、何でもありの飽きないトレイルで、楽しく行者小屋まで下る事が出来ました。
CIMG1191
 (赤岳展望荘手前の下り。後ろのみんなの様子を窺いつつ、“1人興奮ダウンヒル”。「みんな~きもちいいよ~」)

地蔵尾根を行者小屋まで慎重に、しかし、一気に下って小屋で小休止。
小屋の外では冷たい水でキンキンに冷やされた「ビール」や「コーラ」が売られていて、ついつい手が伸びそうになりましたが、ここはグッと我慢して、“興奮の山下り”を続行しました。
因みに僕の禁コーラ(禁炭酸)生活は今尚続行中で、飲んだのはトレランレースのエイドで“カロリー”と“水分”を同時に補給する為に飲んだ時だけです。
CIMG1203
(行者小屋で売られているキンキンに冷えた飲み物達。「缶ビール」ではなく「缶ルービー」と書かれているのが素敵)

行者小屋から美濃戸口までは帰りも南沢ルートを通り、下り基調の気持ち良いトレイルをジョグペースで走って下りました。
その途中、トレイルの脇に、ロッククライミングが出来そうな岩壁を発見、トライアスリートのタイゾーさんとミヤさんの野生の血に火が付き、急遽“興奮ロッククライミング”が始まりました。
ここで才能の一端を示したのがミヤさんで、とても滑らかな身体使いで、スイスイ岩を登っていきました。
他の3人はミヤさんの意外な才能に興奮しつつ、降りてきたミヤさんを“興奮のスタンディングオーベーション”で迎えました。
CIMG1205
(まるでクライマーのようにスイスイ岩を登っていくミヤさん。僕達は彼の興奮クライミングを興奮しながら見ていました)

登り始めてから4時間50分、無事登山口まで帰ってきました。
かなりのスピード登山でしたが、皆、まだまだ元気そうで、「もう一回登ろうか」という冗談まで飛び出すほどでした。
僕自身も本当に楽しかったので、本気でもう一回登りたいと思いました。
CIMG1208
(登山開始から4時間50分で登山口に戻って来ました。楽しかった~。今度は必ず6人で“興奮登山”を実現します)

無事に下山した僕たちの次の仕事は“興奮の家”で待つ興奮メンバーのもとに一刻も早く戻って、この興奮を共有する事でした。
この時のみんなの思いは一つで、「次は絶対に全員で登ろう」でした。
今回の登山で、改めて「“山”の持つ“人と人を結ぶ力”って凄いな」と思いました。
次回も“興奮の旅”の続きについて書きたいと思います。

2012年9月27日 倉田文裕

Escursione di adulto 「チーム“ぬくみず”研修旅行 in みなかみ」 谷川岳下山&2日目編

山頂では山頂に相応しい美味しいものを食べましょうという事で、みなかみの銘菓“仙ノ倉万太郎まんじゅう”を食べました。
風が強く、気温も低かったので長居はしませんでしたが、やっぱり山の頂という場所は特別で、食べたものも普段の倍美味しく感じました。
CIMG1245
(仙ノ倉万太郎まんじゅうで乾杯。残念ながら仙ノ倉山も万太郎山も見えませんでしたが、最高に美味しかったです)

暫し山頂で休憩をし、雨が心配だったので、すぐに登ってきた時と同じルートで下山を開始しました。
相変わらず風はとても強く、特に肩の小屋から下の部分では風に煽られて飛ばされなように、ゆっくりと慎重に下りました。
滑りやすい所、急傾斜な岩場、鎖場など、所々ケガ注意ポイントがありましたが、あっちゃんもポニョちゃんも楽しむべき場所と集中するべき場所の意識の切り替えが素晴らしく、「いつも海という大自然を相手に闘っている人たちは違うな」と思いました。
CIMG1247
(本当に楽しそうに山を下る2人。楽しく、しかも安全に、アウトドアを楽しもうとする姿勢。僕も見習いたいと思います)

下りも2時間弱でロープウェイの駅まで帰ってきました。
上りも下りも終始会話をしながら楽しく歩いたので、4時間近く歩いていたという感覚は無く、非常に楽しく谷川岳登山を終える事が出来ました。
“ケガなく無事に下山できてハッピー”、“最高に楽しい登山でハッピー”ということで、登山の最後は3人でハイタッチをして締めくくりました。
CIMG1248
(日本百名山谷川岳登山無事終了。3人でハイタッチー。一番ハッピーなのは3人ともケガ無く無事に下山できた事)

天神平駅から麓までは、帰りも谷川岳ロープウェイに乗って戻って来ました。
ロープウェイの中で、ふと足元に目を向けると3人の下肢とシューズが知らぬ間に泥だらけになっている事に気付きました。
この泥だらけの脚とシューズが僕たちの頑張った証しなのだと考えると、僕はこの「めちゃくちゃカッコいい」脚とシューズの写真を撮らずにはいられませんでした。
この日はこの後、温泉に入り、遅めの昼食を食べ、この日の宿であるカッパCLUBのコテージに向かい、ゆっくり、のんびり過ごしました。
CIMG1249
(3人の脚と靴は頑張った分だけ泥だらけ。脚やズボンの裾に付いた泥が“カッコいい”と思うのは僕だけでしょうか)

谷川岳登山で心地良く疲れた初日の夜は早めに就寝、おかげで2日目の朝はすっきり起きる事が出来ました。
せっかく早く起きたし、天気も良かったので、気持ちの良い外で朝ごはんを食べようという事になり、コンビニで朝食を買って、みなかみの道の駅「水紀行館」に行き、利根川の川沿いで、水上温泉を代表する景勝地の一つ「諏訪峡」を見ながら朝食を食べました。
みなかみに来て4年になりますが、この場所で朝食を食べた事は一度もなかったので、とても新鮮でした。
朝の気持ち良い空気、気持ち良い風、川のせせらぎ、ご飯自体はコンビニ飯でしたが、贅沢な朝食になりました。
CIMG1250
(利根川の河川敷でまったりと朝食。朝の風が最高に気持ち良く、コンビニご飯でしたがメチャ美味しく感じました)

初日の谷川岳登山で大分頑張ったので、2日目は温泉に入ってまったり過ごすことにしました。
訪れた温泉は“天下一の大露天風呂”のある宝川温泉「汪泉閣」
筋疲労の残る体にはこれ以上ないご褒美で、素晴らしい景色の中、のんびりと贅沢な時間を過ごしました。
そして、この旅の最後の食事はみなかみの名物レストラン「カフェレストラン亜詩麻」で名物メニューの「焼きカレー」を食べました。
僕自身、久しぶりの焼きカレーだったのですが、やっぱり美味しかったです。
CIMG1254
(カフェレストラン亜詩麻でランチ。名物の焼きカレーを堪能。僕も久しぶりに食べましたが、やっぱり美味しいですね)

あっという間の2日間でしたが、日本百名山「谷川岳」に登り、温泉に入り、景勝地を訪れ、名物料理を食べ、非常に濃い2日間を過ごす事が出来ました。
まだまだ知らない“みなかみの魅力”みたいなモノを発見し、益々この町が好きになりました。
あっちゃん、ポニョちゃん、またみなかみに遊びに来てください。
そしてブログを読んでくださっている皆さんも是非みなかみに遊びに来てください。


2012年9月24日 倉田文裕

Escursione di adulto 「チーム“ぬくみず”研修旅行 in みなかみ」 谷川岳登頂編

9月17日、アウトドアスポーツイベント、セミナーの企画、運営を手掛けるフィールズ有限会社で働く、プロサーファーの沼田敦子さん(通称:あっちゃん)と、同じくプロサーファーを目指している水島礼佳さん(通称:ポニョちゃん)の3人で日本百名山の谷川岳に登ってきました。
CIMG1231
(谷川岳ロープウェイ、通称「フニテル」の中。僕の右側からポニョちゃんとあっちゃん。いつもお世話になってます)

僕自身もフィールズ主催のトレランレースに出場していたり、スタッフとしてレースの運営も手伝わせていただいたりしていて、今回一緒に谷川岳に登った2人ともレースのスタッフをしていた時に出会いました。
タイトルにもある「チーム“ぬくみず”」というのは、それぞれの苗字の頭文字、「ぬまた」の“ぬ”、「くらた」の“く”、「みずしま」の“みず”からとって命名しました。
行く行くはこのチームでファンなアドベンチャーレースに出てみたいなぁと思っています。
CIMG1234
(競い合うようにして登る二人。本当はとっても仲良し。2人のおかげで辛いはずの登りも楽しく登る事が出来ました)

実はあっちゃんとポニョちゃんは師弟関係で、プロサーファーのあっちゃんの下で、ポニョちゃんはプロサーファーを目指して頑張っています。
そんな2人は師弟という間柄を感じさせないくらい仲良しで、まるで姉妹のような感じです。
今回の登山は谷川岳ロープウェイに乗って天神平駅まで行き、そこから天神尾根を通って山頂を目指すというコースだったのですが、天神平駅から熊穴沢避難小屋を通過した後の傾斜のキツくなるところでも、2人は競い合うようにして楽しく登っていました。
CIMG1239
(トレランではなく登山なので、殆んど走る事はありませんでしたが、途中の平らな所でトレラン的な写真を撮りました)

3連休の最終日という事もあって、登山道は沢山の人で溢れていましたが、苦になるほどではなく、快適に登る事が出来ました。
ただ、頂上に近づけば近づくほど、台風の影響なのか風が強くなり、特に肩の小屋の下から山頂にかけてはバランスが崩されるほどの「強風」がふいていました。
間延びをしない程度に小休止を何回か挿み、登山開始から2時間弱、谷川岳山頂に到着しました。
CIMG1244
(トマの耳。3人そろって無事に到着。ガスが濃く、風も強くて景色は全く望めませんでしたが、やっぱり山頂は最高でした)

2人とも初めての登山に近いという事でしたが、流石はアスリート、多少の疲労や筋肉の張りはあったようですが、問題なく山頂まで登ってみせました。
山頂は風が強く、ガスも濃くて、360度見渡す限り真っ白な世界でしたが、強風吹き荒れる劣悪なコンディションの中、3人で頑張って登ってきたので、景色が望めなくても、気分はサイコーでした。
山頂での事、下山時の事、2日目の事は“谷川岳下山&2日目編”でまた書きたいと思います。

2012年9月20日 倉田文裕

Colore preferisco 「ウェアの色と気分」

僕の一番好きな色は?と聞かれると、すぐに「この色」って出てきませんが、複数挙げて良いならば「赤」「青」「緑」「黄」「橙」…と色々です。
一昨年までは日本山岳耐久レースに出場する際は必ず「赤」のウェアを着て出場していました。
「なぜ赤なの?」と聞かれると、「その時は赤がお気に入りだったから」としか答えられませんが、写真でそれより過去のレースを振り返ってみると、日本山岳耐久レース以外のレースも「赤」のウェアを着て出ているので、「赤」が相当お気に入りだったんだと思います。
IMG_0012
 (一昨年の日本山岳耐久レース。赤いウェアに赤のバックパック、このレースまではずっと「赤」のウェアでした)

昨年から今年にかけてのレースは一転して「赤」のウェアは一度も着ていません。
今年に限って言えば、これまで3つのレースに出場しましたが、1戦目「緑」、2戦目「青」、3戦目「青」のウェアを着ました。
スノーカントリートレイルを一周した時に「赤」のウェアを着ましたが、それ以外ではトレーニングの時にしか着ていません。
334_large

(今年5月のレース。この時は「青」。今年、この色のウェアを選んでしまうのは「落ち着き」「冷静」を求めてるから?)

別に「赤」が嫌いになった訳ではなく、「赤」のウェアのデザインに飽きた訳でもありません。
そう考えると色がもたらす何かを無意識に期待しているのかなと考えたりします。
「赤」を着ていた時は、何か熱いモノ、闘う気持ちみたいなモノを求めていたのかなと思いますし、「青」を着ている今は、落ち着きや冷静さを求めてるのかなと思います。
151331090_big_v1346672578
(今年8月のレース。この時も「青」のウェア。同じデザインで「赤」があったとしても、今の僕は「青」を選ぶと思います)
                ※写真は「けんけんさんのブログ」の写真集からいただきました

今後、この色のウェアを着たいという色は「黄」と「緑」でしょうか。
それらの色が精神的にどういった効果をもたらすのかわかりませんが、これからも自分がその時に良いと思う色のウェアを着て走りたいと思います。
僕が今年の2月までいたアドベンチャーレースチーム「EAST WIND」のチームカラーというかレインウェアの色が「青」で、僕自身もその色が好きでした。
今年の日本山岳耐久レース(ハセツネ)は元イーストウインドのメンバーとして、「青」のウェアを着て走ろうかなと今のところ考えています。

2012年9月10日 倉田文裕

Terza gara 「第2回 美ヶ原トレイルラン&ウォーク in ながわ」

日時 2012年8月25日(土)
種目 70kmの部
タイム 8:40’31
順位 2位
男子順位 2位
総合順位 2位

8月25日、今シーズンの3戦目「第2回 美ヶ原トレイルラン&ウォーク in ながわ」に臨みました。
8月に入って、カッパCLUBでの仕事が朝から晩まで忙しく、思い通りのトレーニングが全くと言っていいほど出来ていなかったので、テーマは「70kmをマイペースで動き通す」、そして目標は「完走」と決めて走りました。
このレースには僕よりも格上のランナーが少なくとも3人出ていましたが、完走が目的だったので、気にせずスタートしました。
CIMG1120
(昨年同大会で僕は2位、1位の方が今回出場しなかったので僕がゼッケンNo.1。そして今回も僕の相棒はTeva)

朝5時のスタートで、標高も比較的高い所だったので、とても涼しく快適に走れました。
最初はスキー場のゲレンデをひたすら登り、ゼブラ山を過ぎると、昨年とは違うルートを通って第1エイドステーション(約13km地点)のある和田峠を目指します。
この時順位は5位、エイドステーションでは何も補給せずに通過し、ゲレンデを登って美ヶ原を目指しました。
和田峠から第2エイドステーションのある扉峠まではアップダウンのある綺麗なシングルトラックが続き、途中通過した三峰山からは素晴らしい眺望を望む事が出来ました。
IMG
(三峰山山頂。順位は5位。この時はまだ順位は意識しておらず、ただ70kmを動き続ける事だけを考えていました)

第2エイドステーション(約20km地点)には4位で到着しました。
ここまでは「マイペース、マイペース」「我慢、我慢」という事を強く意識して、“自分のペースを崩さない”という事だけを考えて走りました。
扉峠からコース最高地点の茶臼山(標高2006m)までは結構な上りが続きます。
しかし、茶臼山を過ぎると、いよいよ美ヶ原、アップダウンの少ない気持ちの良いルートがしばらく続きます。
昨年に続き、牧場内の道は「歩行区間」とされ、走ってはいけない区間がありましたが、今年は昨年ほどのストレスを感じる事も無く通過する事が出来ました。
歩行区間の途中にある第3エイドステーション(約25km地点)の山本小屋にも4位で到着しました。
牛伏山まで続く歩行区間が終わると、物見石山へと向かい、約1200mを一気に下ります。
最初はガレガレの下り、その先の林道までもそれなりに急な下りが続きます。
この下りで無茶すると完全に脚が終わってしまうと思ったので、ここでも「抑えて、抑えて」と意識しました。
1200m下ると第4エイドステーションの和田宿の小学校(約37km地点)に到着します。
順位は長い下り坂で1人抜いて3位、日本を代表するトレイルランナー栗原孝浩さんと山田琢也さんとほぼ同じタイミングで第4エイドステーションに到着しました。
151199461_big_v1346674324
 (第4エイドに3位で到着。「抑えて、抑えて」と自分に言い聞かせてここまで来たので、まだ僕の脚は元気でした)
               ※写真は「けんけんさんのブログ」の写真集からいただきました

151198971_big_v1346679608
  (第4エイドで束の間の休足。水分補給して、少し食べ物も食べて、暑いので脚に水をかけてもらって一休み)
               ※写真は「けんけんさんのブログ」の写真集からいただきました

第4エイドステーションでハイドレーションに水を補給し、長門牧場を目指して再び走り始めました。
まずは水沢峠まで上り、集落を通過して、長門牧場まで再び上ります。
その長門牧場まで上がる林道がこのレース中で一番キツイ区間でした。
緩い傾斜の林道が延々10kmの間続き、ダラダラと上り続ける、この緩い上りが走れてしまうので歩くのにとても勇気がいりました。
頑張って林道を登り終えると、ようやく第5エイドステーション(約52km地点)の長門牧場に到着します。
順位は変わらず3位、ここまで「マイペース」「我慢」「抑えて」と意識してきて「70kmを動き続けて完走する」と考えてきましたが、完走だけでなく順位も狙える位置にいたので、ここからは「結果も意識しよう」という考えに変えました。
長門牧場から最後の第6エイドステーションのある大門峠(約60km地点)までは比較的走りやすいトレイルが続きます。
しかし大門峠手前の最後の上りが、距離は大したことないのですが、ほぼ直登のかなりの傾斜のある激坂で、ここまで60km弱走ってきた身体にはかなり応えました。
第6エイドステーションの大門峠には山田琢也さんに次ぐ2位で到着しました。
大門峠からの上りのトレイルも中々の激坂でしたが、エイドステーションで補給をした後という事と、ゴールまで後10kmという事、トップも狙える2位にいるという事が力になって比較的すんなり上る事が出来ました。
トレイルから一度林道に出て、再びトレイルを登っていくと車山の広い台上に出ます。
そして南の耳、北の耳を過ぎると、朝スタート時に上ってきたスキー場のゲレンデに出るのですが、この区間で山田琢也さんとの差が開いてしまい、すでに脚が終わってしまっていた僕には、山田さんを追いかける脚が残っていませんでした。
スキー場のゲレンデを駆け下りていよいよゴール、結局、山田さんとは約5分の差をつけられて2位でのゴールとなりました。
151369795_big_v1346672578
(スタート前は全く想像もしていなかった2位でのゴール。気持ちの良いコースで、終始楽しく走る事が出来ました)
               ※写真は「けんけんさんのブログ」の写真集からいただきました

IMG_0001
(左がトップでゴールした山田琢也さん。今回一緒に走らせて貰う時間が多く、走りながら色々話をさせて貰いました)

最後はトップランナーに地力の差を見せつけられる結果になりましたが、トレーニング不足で臨んだ今回のレースで、70kmを動き通せた事、トップランナーと渡り合えた事、2位というまずまずの結果を残せたという事は、少し自信にもなりましたし、更に上に行く為には何が必要で、どうしなければならないのかという事もわかった気がします。
CIMG1122
  (2年連続の2位。完走率35%という厳しいレースでしたが、10月の本番に繋がる良いレースが出来ました)

次は日本山岳耐久レース(ハセツネ)、あと1ヵ月ちょっと、これから最後の悪あがきをしたいと思います。

2012年9月6日 倉田文裕
livedoor プロフィール
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ