2012年10月

Viaggio a Yamanashi 「富士山の見える山&温泉の旅」~ほったらかし温泉編

10月14日、15日、“富士山の見える山”に登り、“富士山の見える温泉”に入るという旅に、山梨県まで行って来ました。
前回は、10月14日に行った“富士山の見える山”、「三ッ峠」への登山について書きましたので、今回は、15日に行った“富士山の見える温泉”について書きたいと思います。
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(「ほったらかし温泉」。日の出の1時間前から22:00(最終受付21:30)まで入れます。日の出も夜景も最高です)

今回、入りに行った“富士山の見える温泉”は「ほったらかし温泉」という山梨市にある温泉です。
テレビでも紹介されているので、既にご存知の方も多いと思いますが、「富士を望み、甲府盆地を見下ろす眺望と、“星空が天井”と謳われる夜景が好評」の温泉です。
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 (トイレの看板。男子は看板通り“普通のトイレ”でした。女子の“眺望トイレ”が気になりますが、一生入れません)

“綺麗な夜景を見ながらの温泉”というのも捨て難かったのですが、今回は“日の出”と“富士山”を一緒に見ながら温泉に入りたかったので、ちょっと早起きをして、甲府駅から始発電車に乗って、日の出に間に合うように「ほったらかし温泉」まで行きました。
「ほったらかし温泉」という名前の由来は、Wikipediaによると、“宣伝もサービスもなし、勝手に楽しんでというところからほったらかし温泉と名付けられた。昔、山の地主が穴を掘ったところ、温泉がわき出たのを地主は別に何とも思わず、ほったらかしていた所から名付けられたという説もある”だそうです。
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  (「あっちの湯」(昼間)※施設内は撮影禁止なのでホームページより写真を拝借しました)

ほったらかし温泉」の浴場は「こっちの湯」と「あっちの湯」の2箇所あり、平成11年に開場した元の湯「こっちの湯」は富士山を真正面に望む眺望と落ち着いた風情が人気で、平成15年末に開場した「あっちの湯」は、「こっちの湯」に比べ、2倍の広さで、新日本三大夜景に認定された甲府盆地を一望できるロケーションと雄大さが人気だそうです。
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  (「あっちの湯」(夜間)※施設内は撮影禁止なのでホームページより写真を拝借しました)

「ほったらかし温泉」の従業員の方は、毎朝、まだ暗いうちから浴場の清掃を開始するそうなのですが、その際に目にする東の山並みから昇る日の出の光景に深い感動を覚えていたそうです。
「この感動をお客様にも味わっていただけたら…」という思いから、毎朝「あっちの湯」を日の出の1時間前から開場するようになったそうです。
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(施設が高台にあるので、お風呂の外からも良い景色が見えます。ススキに、富士山、気持ち良い秋空、最高です)

日の出前のまだ薄暗い時間に「ほったらかし温泉」に到着すると、流石は人気温泉、すでに沢山の車が駐車場に停まっており、その多くが他県ナンバーの車でした。
タクシーの運転手さんの話によると、休日の混み具合はこんなもんじゃないという事だったので、平日に行って良かったと思いました。
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 (前日は山頂から、この日は温泉から、綺麗な富士山を見る事が出来ました。山も温泉もほうとうも最高でした)

早速、入浴料を払って、日の出時刻に開場する「あっちの湯」に入りました。
中に入ると、内風呂、露天風呂、共に、すでに沢山の人がおり、皆、温泉に浸かりながら、日が昇るのを今や遅しと待っていました。
僕は取り敢えず、洗い場で全身を洗ってから、露天風呂へと向かいました。
露天風呂に出ると、辺りはすっかり明るくなっており、もうそろそろ東の山並みから朝日が顔を出すのではないかという感じでした。
そして、露天風呂に浸かって、数分後、東の山並みの向こう側から、綺麗な朝日が姿を現しました。
朝靄がかかった幻想的な富士山と綺麗な日の出を同時に見れるという、これ以上ない、とても綺麗で、贅沢な景色でした。
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(お決まりの写真撮影。露天風呂で、こんな風に“ほったらかし”状態で暴れたかどうかは…ご想像にお任せします)

温泉に浸かりながら、「ここで、初日の出を見れたら最高だろうな」と思いましたが、やはり、元旦は混雑が予想されるので、前売り券による定員制を導入しているそうです。
日の出後も、僕はしばらく気持ち良い露天風呂と甲府盆地や富士山の景色を楽しんでいたのですが、ふと周りを見渡すと、露天風呂が急に空き始めた事に気付きました。
僕みたいに初めてここを訪れた人は、日の出を堪能した後も、引き続き、温泉や甲府盆地、富士山などの風景を楽しみますが、常連のお客さんは、日の出前から、既に温泉は十分に堪能しているので、日の出を堪能したら、もうお風呂から出てしまうみたいです。
それでも、「平日の早朝にこんなに」と思う位のお客さんが露天風呂にも内風呂にもいたので、流石は人気の温泉だなぁと思いました。
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(タクシー乗り場。手作り感満載の「イス」がとても良いです。人も、お湯も、雰囲気も、とても「ホッ」とする温泉でした)

前日の“富士山の見える山”に引き続き、“富士山の見える温泉”も最高でした。
“富士山の見える”という条件付きの旅だったので、天候だけが心配だったのですが、2日間ともに最高の天気に恵まれ、“最高の旅”で終える事が出来ました。
今回の旅が最高に楽しかったので、来年も“富士山の見える〇〇”の旅は継続しつつ、実際に富士山にも登って日本一高い所からの景色というものを堪能しに行きたいと思います。

2012年10月30日 倉田文裕

Viaggio a Yamanashi 「富士山の見える山&温泉の旅」~三ッ峠登山編

10月14日、15日、「富士山の見える山」に登り、「富士山の見える温泉」に入る旅に、山梨県まで行ってきました。
なぜ「富士山への登山」ではなく、「富士山の見える山」への登山かと言うと、富士山からの景色ではなく、周りの山から綺麗な富士山を見たかったからです。
こう言うと、いかにも“富士山登山経験者”のように聞こえますが、僕は未だに富士山の頂に立ったことがありません。
5合目までは車で行った事がありますが、トレーニングで走りに行った事も、ご来光を見に登りに行った事もありません。
「いつかは登ろう」と思って、早数年、「来年こそは」、「来年こそは」と思っているうちに、今に至ってしまいました。
今年はもう寒いので、登りたくないですが、来年こそは、必ず、日本一高い所からの景色を見に行きたいと思います。
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(「カチカチ山ロープウェイ」の「富士見台駅」からの眺め。ここからの富士山の眺めも、河口湖の眺めも最高でした)

“富士山の見える山”は沢山あると思いますが、今回、僕が登った山は、「日本二百名山」に選定されている「三ッ峠山」、この山は“山梨百名山”にも選定されており、その中でもNo.1の人気を誇る山だそうです。
三ッ峠は開運山(1,785m)、御巣鷹山(1,775m)、木無山(1,732m)の3つの山の頂上の総称で、今回は、その最高峰「開運山(1,785m)」の頂上から「富士山」を見てきました。
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(富士見台駅から天上山へと向かうトレイル。傾斜が緩く、綺麗な登山道で、射し込む陽光がとても気持ち良いです)

登山ルートは、富士急行「河口湖駅」から徒歩で、「カチカチ山ロープウェイ」の河口湖畔駅(856m)まで行き、ハイキングコースを通って、「富士見台駅」(1,075m)に向かいます。
そこからは、基本、尾根上を走る登山道を、ひたすら三ッ峠の山頂目指して進みます。
「富士見台駅」から、山頂まで、距離はありますが、傾斜が緩く、歩きやすい登山道で、要所要所で、富士の眺望を楽しみながら登る事が出来ます。
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(登っている途中、MTBダウンヒルをしていたワッキーの知人レーサーの方達とすれ違い、一緒に写真を撮りました)

傾斜が緩く、綺麗で、歩きやすいトレイルという事は、それは同時に“走れるトレイル”でもあると言えます。
当然、トレイルランニングにも持って来いの登山道だと思うのですが、加えてMTBのダウンヒルにも持って来いのトレイルではないかと思います。
現に、今回、登山道の途中で、上からMTBに乗って下ってくる方達ともすれ違いました。
その方達が、偶然にもワッキーの知り合いの方達で、少しの間、楽しく話しをしながら、「世間って狭いな~」と本気で思っていました。
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(ルートの途中にある“富士山”ビューポイント。鉄塔が建っている平らな場所なので、休憩にはもってこいの場所です)

「富士見台駅」から傾斜の緩い、綺麗なトレイルをしばらく進むと、林道西川新倉線にぶち当たります。
その林道を横断して、再びトレイルに入り、更にしばらく進むと、右側に大きな鉄塔が現れます。
その鉄塔の建っている場所が、ルート上の“富士山”ビューポイントの一つで、鉄塔の下が平らな草地になっているので、休憩には最適な場所だと思います。
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(“富士山”ビューポイントの鉄塔で休憩する際は頭上に注意して下さい。僕みたいに頭をぶつけてタンコブができます)

鉄塔を過ぎてから先も、しばらくはアップダウンが少ない、歩きやすいトレイルが続きますが、「木無山(1,732m)」の山頂が近づくにつれて、斜度が急になり、岩もゴツゴツしてきます。
しかし、そのキツイ上りも長くは続かず、すぐに何処が山頂なのかわからない「木無山(1,732m)」の山頂に到着します。
「木無山(1,732m)」を通過したら、あとは2つの山小屋を通過して、最後に短い急な坂を登れば、三ッ峠の最高峰「開運山(1,785m)」の山頂に到着します。
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(ロッククライミングのメッカ“屏風岩”。幅200m、高さ100mに渡って垂直に切り立った岩壁。良く見ると人がいます)

「開運山(1,785m)」の山頂の手前にある「三ッ峠山荘」と「四季楽園」の2つの山小屋の間には、開運山の南斜面が良く見える場所があります。
その南斜面と言うのが、幅200m、高さ100mに渡って垂直に切り立った岩壁が広がる、ロッククライミングのメッカ“屏風岩”なのだそうですが、この日も沢山のクライマーの方達が岩登りを楽しんでおり、しばらくの間、高い所が苦手な僕は、その姿に釘付けになっていました。
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(三ッ峠最高峰「開運山(1,785m)」山頂。若干ガスっていますが、天気は最高、富士山も見えて気分も最高でした)

山頂では、まず、お決まりの記念撮影をして、それから軽く腹ごしらえという事で、“日本一の山”を見ながら、おにぎりを食べました。
いつも美味しいと感じる山頂でのおにぎりですが、今回は“日本一の山”を見ながらの贅沢なおにぎりだったので、いつも以上に美味しく感じました。
おにぎりを食べた後は、“富士山の見える山”の山頂で、“富士山の絵”を描くという初めての試みをしました。
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(題名「“富士山の見える山”の天辺から見た“富士山”」。山頂と言う「特別な場所」で、新しい楽しみ方を見つけました)

今回、“いつもと違う事”、“初めての事”を山頂でやりたいと思って、スケッチブックや色鉛筆、クレヨンを持参して、山に登ったのですが、写真を撮って、食事をするという事以外にも、山頂で楽しめる行為が見つかった気がして、とても嬉しく感じました。
学生の頃から、決して上手くはないのですが、絵を描く事自体は嫌いではなくて、目の前に広がる絶景を絵に描くという事が、僕には非常に楽しく感じました。
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「木無山(1,732m)」山頂付近。別に藪漕ぎしなきゃ進めない所があるわけではありません。ただのおふざけです)

富士山の絵を描いている時から、少しずつ富士山に雲がかかり始め、風も冷たくなってきて、気温も下がり始めたので、絵を描き終えたら、すぐに下山を開始しました。
下山も行きと同じルートで、「開運山(1,785m)」山頂から、2つの山小屋の前を通って、「木無山(1,732m)」山頂の分岐点まで行き、そこからカチカチ山ロープウェイの「富士見台駅(1,075m)」に向かって尾根道を下りていくというルートで帰りました。
上り同様、傾斜の緩い登山道は、下りでも非常に歩きやすく、快適で、最初から最後まで、気持ち良く「富士見台駅(1,075m)」まで下ってくる事が出来ました。
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(木登りをしていて途中で木が折れたわけでも、木の強度をチェックしている訳でもありません。ただのおふざけです)

「富士見台駅(1,075m)」まで下りてきても、まだ「寒いな」と感じる位の気温だったのですが、ふと富士山の方を見上げると、上の方が、うっすらと雪をかぶって白くなっていました。
山頂で雪のない富士山を見る事が出来、下では軽く白く色づいた富士山も見れて、少しラッキーな気分になりました。
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 (富士山の山頂付近がうっすらと白く染まっていました。寒いわけです。何か身も心も温まるものが食べたいです)

帰りも「カチカチ山ロープウェイ」には乗らず、「富士見台駅(1,075m)」からハイキングコースを使って、麓まで下り、富士急行「河口湖駅」へと向かいました。
この日は、これで終了でしたが、翌日に“富士山の見える温泉”に入ると決めていたので、バスで甲府駅まで移動し、駅前のホテルに一泊しました。
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(甲府駅前にある甲州ほうとう「小作」さんの茸ほうとう。心も身体もホッカホカに温まりました。本当に美味しかった~)

この日の夕飯は、山梨名物の「ほうとう」を食べました。
以前にも食べた事はあって、初めて食べたという訳ではありませんでしたが、見た目以上にボリュームがありました。
夜になって気温が下がり、少し肌寒く感じる身体と、登山で心地良く疲れた身体に、温かい「ほうとう」が染み渡り、最高に美味しく感じました。
この旅の続き、翌日に入った“富士山の見える温泉”については、また次回のブログで書きたいと思います。

2012年10月26日 倉田文裕

Viaggio di excitatory 「興奮の旅 in 八ヶ岳」 食事&遊び編

少し前になってしまいますが、9月の13日と14日、長野県の富士見町まで行き、八ヶ岳の山麓にある“興奮の家”に泊まり、登山したり、走ったりして遊んだ「興奮の旅」。
その「興奮の旅」の“赤岳登山”と“早朝ランニング”については既にこの前、ブログで書きましたので、今回は「興奮の旅 in 八ヶ岳」の“食事”と“遊び”について書きたいと思います。
“興奮の家”は八ヶ岳山麓の広大な自然の中に建っており、家の周りには、これまた広大な畑があります。
その“興奮の畑”でとれる野菜がとても新鮮で、非常に美味しく、この旅の“興奮料理”にも毎食、主役並みの存在感で登場しました。
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(“興奮の畑”でとれた新鮮な野菜。八ヶ岳山麓の大自然に育まれ、強く育った野菜たちは本当に美味しかったです)

僕は料理が苦手なので、食事の準備は、切る、巻く、刺す、焼くなどの超単純作業を手伝いました。
1日目の朝食は、この後、赤岳登山を控えていて時間がなかったので、目玉焼きに、ベーコン、ウインナーに、サラダ、それにパンという、一見シンプルなメニューでしたが、全て七輪で焼いて料理したので、多少僕の不注意で焦げついてしまっていても、とても美味しい朝食でした。
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(初日の朝食。目玉焼きに、ベーコン、ウインナーに、パン、それに野菜。シンプルだけど、とても美味しい朝食でした)

1日目の夕食は、同じく七輪で焼いた串焼きや焼き野菜など美味しいメニューが沢山ありましたが、メインディッシュは、何と言ってもタイゾーさんが作った“お好み焼き”。
“興奮の家”には、なんと鉄板が備え付けられた巨大なテーブルがあり、その周りを囲んで、皆で鉄板焼きを楽しめるようになっています。
その充実の設備を使って、“男”タイゾーさんが美味しいお好み焼きを作ってくれました。
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 (タイゾーさんが作ってくれた“興奮のお好み焼き”。今まで食べたお好み焼きの中で〇番目の美味しかったです)

2日目の朝は、“早朝ランニング”を行う予定でしたが、全員早朝に起きられず、普通に“午前ランニング”になってしまったので、朝食と昼食を一緒に、“朝昼食”という感じで食べました。
この時のメインはユキエさんが作ってくれたスープ、鶏肉や野菜が柔らかくなるまで煮込んであり、ランニングで頑張った身体に最高のご褒美という感じでした。
他にも焼トウモロコシに、スクランブルエッグなど、食べきれない位のメニューがあり、お腹も心も、存分に満たされた“朝昼食”でした。
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(ユキエさん特製スープ。鶏肉はホロホロ、野菜はホクホクで、登山とランニングで疲れた身体がメチャ癒されました)

“興奮の畑”ではトウモロコシやカボチャ、ナス、ダイコンという野菜だけでなく、スイカもとれてしまいます。
長野県松本市波田(合併前の波田町)は日本有数の美味しいスイカの産地で、僕の実家からも近い事もあって、小さい頃からその美味しいスイカを食べて育ったのですが、“興奮の畑のスイカ”は“波田のスイカ”に負けない位、とても甘くて、瑞々しいスイカだと思います。
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 (“興奮の畑”でとれたスイカ。波田のスイカに負けないくらい美味しいスイカです。とても甘くて、瑞々しいです)

さて、“食事”についてはこれくらいにして、ここからは、“遊び”について書きたいと思います。
最初にも書きましたが、“興奮の家”は八ヶ岳山麓の大自然の中にあるので、当然、建物の周りにも大自然が広がっています。
そこは正に“遊び”の宝庫で、その可能性“無限大”、生かすも殺すもその人次第です。
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(“くだらない写真”パートⅠ。「芝生にデッキブラシ」。顔が写っていませんが、僕の前のド派手タイツはワッキーです)

タイゾーさんとワッキーは、この旅に一眼レフのマイ“高級デジカメ”を持ってきていました。
2人が撮った“興奮の写真”は、僕たちの“興奮”の数だけ、その枚数があるので、その数は半端なく、今、ここで、その全てを紹介できないのが非常に残念ですが、また別の機会にアップしたいと思います。
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(“くだらない写真”パートⅡ。「デッキブラシジャンプ」。魔女のキキをイメージし、朝っぱらから、こんな事をしてました)

被写体が僕の時は、上の2枚の写真を見て貰えればわかると思いますが、大体はふざけた写真です。
でも、仲良しなタイゾーさんとミヤさんのツーショットの写真は“楽しさ”が写真からも十分伝わる、“良い写真”ばかりです。
特に僕が好きなのが、タイゾーさんの髪をミヤさんが切っている写真で、2人の“仲の良さ”や“信頼関係”が写真にも凄く表れていると思います。
ミヤさんは本当に器用で、バリカンとハサミを使って、タイゾーさんの注文通りのシルエットに「あっ」と言う間に、髪型を仕上げてしまいました。
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 (仲良く散髪をする2人。髪を切るミヤさんも、切られるタイゾーさんも、慣れたもので、すぐ終わっちゃいました)

楽しかった“興奮の旅”もいよいよ終盤、最後に、お世話になった“興奮の家”の片付け&お掃除をしました。
“興奮メンバー”の素晴らしい所は、誰一人、手を抜かないという所で、トイレも、お風呂も、リビングも、全部、「来た時よりも綺麗にしよう」という意識がヒシヒシと伝わってきました。
そんな中でも、遊びを忘れないのが、“興奮の旅”の良い所で、ワッキーの後ろで、何とか写真に納まろうと、布団を干したベランダで、無駄に上半身裸になってポーズをとる男たちがいて、最後まで笑いが絶えませんでした。
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(“くだらない写真”パートⅢ。「ワッキーと3人の天使たち」。一見ワッキーのワンショットですが、実はベランダに…)

今回の2泊3日の“興奮の旅”は、「晴れ女」「晴れ男」が集まったのか、皆の日頃の行いが良いのかわかりませんが、終始晴天に恵まれ、「赤岳登山」も「早朝ランニング」も最高に気持ち良く終える事が出来ました。
加えて「美味しい食事」があり、「愉快な仲間たち」がいて、楽しくない訳が、興奮しない訳がありません。
この楽しい時間を、素晴らしいメンバーと共有できた事に感謝しつつ、今回のこの“興奮のブログ”を終えたいと思います。

2012年10月23日 倉田文裕

Quarta gara 「第20回 日本山岳耐久レース 長谷川恒男CUP」

日時 2012年10月7日(日)、8日(祝)
種目 男子総合
タイム 8:34’38
順位 18位
男子順位 18位
総合順位 18位

10月7日、今年の4戦目、「日本山岳耐久レース 長谷川恒夫CUP」が終わりました。
結果から言ってしまうと、レース中盤に脱水症状になってしまい失速、8時間30分をきる事も、トップ10に入る事も出来ず、正直、「惨敗」でした。
“8時間30分をきる事”、“トップ10に入る事”を目標にレースに臨み、又、それが出来ると思っていたので、この結果はとてもショックでしたが、来年のこのレースへの手応えと、自分自身の成長を感じられたという収穫、それに明確な課題も見え、“ショック”以上に“ワクワク”するレースでした。
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(スタート直後の入山峠付近。悪くないポジションどりに、悪くない体調、悪くないペース。良いスタートが切れました)

2012年10月7日、午後1時、いよいよ2年ぶりのハセツネのスタートの時を迎えました。
昨年は、残念ながら本レースに出場できず、一昨年、12位に入って獲得した招待選手の権利も失ってしまったので、今年も招待選手の列の後ろに陣取ってスタートを待ちました。
緊張はしていませんでしたが、スタート直後の“走りやすいポジションどり”というのが大事だと思っていたので、スタートに向けて徐々に集中力を高めていきました。
スタート時間の13:00が近づいても、開会式は終わる気配を見せず、ようやく、スタートラインに招待選手が移動をし始めたと思った瞬間、スタートを知らせるホーンが鳴るという、“前代未聞”、“まさか”のスタートとなりましたが、慌てる事なく“走りやすいポジション”と“リラックス”を意識して、良いスタートを切る事が出来ました。
ハセツネ2012 第一関門
  (今までの第一関門までのベストタイムは2:40’34。今回は2:29’07。理想タイムでここまで来れました)

スタートから第1関門(浅間峠)までの僕のベストタイムは「2:40’34」ですが、今年は2時間30分で、第1関門(浅間峠)まで行きたいと思っていました。
序盤は近くを走っているトップランナーの中から、“飛ばし過ぎず”、“抑え過ぎない”ペースで走っているランナーを選んで、そのランナーの後ろに付き、ペースを作ってもらいながら走りました。
レース前にコースの下見や試走をしていないので、「この峠に何時間何分で行く」という細かい事は決めていませんでしたが、浅間峠までの距離やペースなどから、「今のままのペースで大丈夫」と自分に言い聞かせて走り続けました。
その結果、第1関門の浅間峠には「2:29’07」という理想的なタイムで到着する事が出来ました。
今までのベストタイムを約11分上回るスピードで走ってきた訳ですが、疲労も大した事なく、余力も残っていて気持ち良く第1関門(浅間峠)を通過する事が出来ました。
武田さんより 三頭山の上り
(三頭山の避難小屋で東京ハセツネクラブの武田耕治さんに会いました。知り合いに出会い思わず顔が綻びました)

第1関門の浅間峠には、今年も沢山の方が詰めかけていて、その応援に凄い力を貰いました。
更に今年は、その中にカッパCLUBのリピーターのお客さんの姿もあり、とても嬉しい気持ちになりました。
気持ちの良い応援のお陰で、第1関門通過後も、良いペースを保つ事が出来、順調に三頭山手前の登りまで来る事が出来ました。
水分補給も、エナジー補給も、一定間隔で行って、万事順調だと思っていたのですが、三頭山へと登り始めた、丁度この頃から身体に変化が起こり始めました。
先ず、手足が痺れはじめ、それが次第に全身へと広がって、力が入らない状態になってしまいました。
補給を定期的にしっかり行っていたつもりだったのですが、いつの間にか需要と供給のバランスが崩れ「脱水症状」か「ハンガーノック」になってしまったようです。
「何とかしないと」と思い、急いでハイドレーションの中身をほぼ全て飲みきり、ジェルも何とかして流し込みましたが、そう簡単には回復せず、それでも何とかして第2関門の月夜見第2駐車場まで進みました。
ハセツネ2012 第二関門
(今までの第2関門までのベストタイムは5:20’12。今回は5:00’19。ここまでは理想的なタイムで来れました)

第2関門の月夜見第2駐車場には「5:00’19」と、第1関門同様、僕が理想としていた5時間というタイムで着く事が出来ました。
しかし、身体は未だ回復しておらず、ハイドレーションに給水を行っている最中も、手の痺れでうまく作業が出来ない自分と、こうなってしまった自分に苛立ちながら、この先の厳しい戦いを覚悟していました。
しばらく止まって回復を待つ訳にもいかないので、給水を終えたらすぐに出発、第3関門(長尾平)に向かい再び走り始めました。
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(35km地点。第2関門の月夜見第2駐車場まであと少しですが、この時すでに全身が痺れ、力が入らない状態でした)

進むにつれ、徐々に痺れは無くなってきましたが、ペースは明らかにガタ落ち、僕は第2関門(月夜見第2駐車場)から第3関門(長尾平)までを2時間で走りたいと思っていたのですが、とてもとてもそんなスピードの走りではありませんでした。
次々に後から来るランナーに抜かれ、順位もガクーンと落ちてしまいました。
何人に抜かれたかも分からず、「これじゃゴールでは50位くらいになっちゃうかも」と本気で思っていました。
ドンドン抜かれる自分に“恥ずかしさ”と“情けなさ”を感じましたが、それでも、応援して下さっている方達の顔を思い浮かべ、「今の自分に出来る事を全力でやろう」と思い、一歩一歩、第3関門を目指しました。
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(今までの第3関門までのベストタイムは7:33’23。今回は7:18’41。この区間での失速がこのレースの全てでした)

第3関門の長尾平には「7:18’41」で到着、僕のこれまでの第3関門までのベストタイムより約15分早く到着しましたが、僕は今回、この第2関門(月夜見第2駐車場)から第3関門(長尾平)までの区間を2時間で走りたいと思っていたので、失速して2時間18分かかってしまっている自分が悔しくて悔しくて仕方ありませんでした。
ただ、まだ救いだったのが、自分が辛うじて来年の今レースの招待選手枠の中、“20位以内”にいるという事でした。
この時から自分の中での目標を「一昨年の自分に勝つ」という事と「20位以内に必ず入る」という事に切り替えました。
第3関門からゴールにかけては下り基調なので、本来ならばスピードが出せる区間なのですが、僕は若干、鳥目の感があり、夜になると特に下りでペースが落ちてしまいます。
これはアドベンチャーレースをやっている時からの僕の悩みで、毎年の事なのですが、今年も例外なく“夜”との闘いに苦しめられました。
“必ず夜も走る”このレースで“夜に弱い”というのは致命的な弱点ですが、必ず解決策があるはずなので、来年に向けての課題の一つとして、少しずつ改善していきたいと思います。
第2関門で8位だった順位も、第3関門では16位、ゴール手前では18位にまで下がっていました。
それでも「一昨年の自分に勝つため」「20位以内に入るため」に最後の力を振り絞ってゴールに向かいました。
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(今年も無事に完走出来ました。ゴールで迎えてくれたヨーキ君、コイズ君、タイゾーさん、ありがとうございました)

スタートから8時間30分、ようやくゴールの五日市会館が近づいてきました。
ゴールまで、あと数十メートル、そこで待っていてくれたのは、なんとイーストウインドの次期キャプテンで、僕の元チームメートの田中陽希くんでした。
更に、ゴールでは、今回は残念ながら途中リタイヤした、カッパCLUBコイズくんと、もう一人、興奮の旅を共にしたタイゾーさんが僕を待っていてくれました。
せっかく待っていてもらったのに、こんなタイムと順位で申し訳ないという気持ちでしたが、“ゴールで僕を待ってくれている人がいる”という幸せに浸りながら、総合18位、タイム「8:34’38」で何とかゴールする事が出来ました。
内容が内容だけに、もしゴールした後、僕が一人だったら、ヘコんで最高に暗くなっていたと思いますが、3人がいてくれたお陰で、明るく、笑顔でいる事が出来ました。
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(今までの僕のベストタイムは8:46’22。今回は8:34’38。前回の自分は超える事が出来ましたが、正直全然駄目でした)

最後に、今回、応援していただいた全ての皆さん、本当にありがとうございました。
結果も、内容も、ボロボロで、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、最初に書きました通り、来年のこのレースへの手応えと、自分自身の成長という意味での手応えをレース中にも十分感じる事が出来ました。
なので、悲観は全くしていませんし、逆に少し自信になりました。
これまでやってきた事も間違っていませんし、これからやるべき事もわかっています。
今年、果たせなかった目標を来年はしっかりとクリアーし、上を上を目指して頑張りたいと思います。
またゼロから頑張りたいと思いますので、これからも、私、倉田文裕をどうぞ宜しくお願い致します。

2012年10月19日 倉田文裕

Pista di montagna 「歩荷的仕事 in 平ヶ岳 (秋)」

10月10日、「世界のコマケン」こと駒井研二さんのお仕事の手伝いで、7月31日にも登った日本百名山のひとつ「平ヶ岳」に再び登ってきました。
前回は、山頂にある雨量計の解体作業のお手伝いと解体した雨量計の機器やバッテリーを麓まで下ろすという仕事内容でしたが、今回はその逆で、機器やバッテリーを麓から山頂まで上げ、雨量計を組み立て、設置するという作業をお手伝いする仕事内容でした。
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(プラケースの中にバッテリーが入っており、工具や機器と一緒に山頂まで担ぎ上げます。見た目以上に重いです)

今回もメンバーは前回(7月)とほぼ同じで、作業員の方たちとコマケンさん、僕、それにカッパCLUBの仲良しガイドのシンゴくんというメンバーで行ってきました。
コマケンさんと僕、それにシンゴくんは前回同様、重い荷物を持って、歩荷的な仕事を担当しました。
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(当日の朝が4時出発と早い為、今回も銀山平の宿「湖山荘」に前泊しました。写真は日帰り温泉施設「白銀の湯」)

今回も当日(10日)の出発が朝4時と非常に早い為、新潟県魚沼市にあります銀山平温泉の宿「湖山荘」に前泊(9日)し、温泉に入り、作業員の方々と夕食を共にし、次の日に備えました。
この湖山荘での夕食が、毎回、この仕事の楽しみの一つになっていて、魚の塩焼きに、刺身、山菜料理、蕎麦など等、美味しいお米に良く合う、“山の幸”を今回も存分に味わいました。
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   (ビールを片手に料理を見つめるシンゴくん。量も味も大満足な夕食。「これで明日も頑張れる」が合言葉)

今回の宿出発は午前4時、前回(7月)よりも1時間遅い出発でした。
理由は、土砂崩れなどで寸断されていた林道の修復工事が大分進み、登山道の入り口まで車で行ける様になったからで、前回はその林道を1時間歩いて、登山道の入り口まで行きましたが、今回は、その必要が無かったので、宿出発を1時間遅らせる事ができました。
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(休憩中に着替えをするシンゴ君とシンゴ君のタイツが気になるコマケンさん。それにしてもシンゴ君の脚、長いです)

車に揺られること約1時間、林道の終着地点に到着しました。
前回はここで小休止を挿みましたが、今回はここからスタートなので、すぐに支度して出発しました。
丁度、夜も明け始め、すぐにヘッドライトもいらない位明るくなりました。
前回(7月)は荷下げ的な仕事だったので、上りは荷が軽く、下りが大変でしたが、今回は荷上げ的な仕事だったので、逆に、上りが大変で、下りはそれほど大変ではありませんでした。
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 (上りの途中、登山道から見た景色。剱ガ倉山から滝が倉山へとのびる稜線にかかる雲。神秘的な光景でした)

天気は快晴、ただ気温が低く、風も吹いていたので、登山口でも「寒い」と感じました。
平ヶ岳の山頂は、その名の如く平らで、風が抜けるので、更に寒い事が予想され、寒いのが苦手な僕としては、登っている最中から少し憂鬱でした。
登山道にも冬の気配というか、山頂の寒さの予兆が既にあって、所々に霜柱が出来ていました。
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   (山頂直下の水場。立派な霜柱が出来ていました。山頂に近づけば近づくほど冬の匂いを強く感じました)

コマケンさんを先頭に傾斜のキツイ所も、多少荒れた所も順調に登り、平ヶ岳山頂を望む広く、平らな所まで来ました。
前回(7月)は行って帰っても、2人、3人しか登山者に出会わなかったのですが、今回は、ここまで上がってくるまでに、5、6人の登山者に出会い、山頂付近では更に多くの登山者とすれ違いました。
平日にもかかわらず、この登山者の多さ、流石は紅葉時季の百名山だなと思いました。
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(綺麗な木道を山頂目指して歩きます。絶好の登山日和、日本百名山の登山道は多くの登山者で賑わっていました)

登山開始から約3時間、日本百名山「平ヶ岳」のだだっ広い山頂(標高2,141m)に全員無事に到着しました。
一見、何処が山頂だかわからない、その広く、平らな山頂付近は予想通り風が吹き抜け、非常に寒く、ゴアテックスのジャケットの下にダウンジャケットを着こんでも、動かずに止まっていると凍えるようでした。
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(標高2,000mを越える平ヶ岳の山頂は10月の上旬でも凍えるような寒さでした。「シンゴくん、ホントに寒いの?」)

寒いので、休憩もそこそこに雨量計の組み立て、設置作業を開始しました。
前回同様、専門的な事が全く分からない僕たちは、設置する部品を運ぶなど、単純な作業の手伝いをしました。
しかし、止まっていると本当に寒いので、僕とシンゴ君はジッとして居られず、飛んだり、跳ねたり、走ったりして、身体を温めて寒さを凌いでいました。
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(走って寒さを凌ぐ僕。中にダウンジャケットを着ていてもメチャクチャ寒い。「早く下山して温かい温泉に入りたい~」)

日本山岳耐久レースのゴール(7日)から中2日、マッサージをしてもらいに行ったり、温泉に入ったりして、疲労回復に努めましたが、まだまだダメージが抜けておらず、身体の内部でも回復の方に全ての力を注いでいる感じで、走って体を動かしても、中々体温が上がらず、正直、山頂にいる間、寒さを凌ぐが大変でした。
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  (走って寒さを凌ぐシンゴ君。絶景をバッグに走っても、お笑いに走っても、とにかくこの男“絵になる男”です)

シンゴ君も身体を動かして、寒さを凌いでいましたが、走るだけでなく、シャドーボクシングをしたり、逆立ちをしたり、独特な方法で身体を温めていました。
シンゴくんの山頂での逆立ちの写真はfacebookで、本人がアップするのを暫しお待ちください。
シンゴくんのシャドーボクシングの模様は本人の許可が下り次第、アップしますので暫しお待ちください。
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(平ヶ岳山頂。今回も全員無事に日本百名山の頂を踏む事が出来ました。「“山の神様”、ありがとうございました」)

寒さとの闘いは大変でしたが、作業も無事に終わり、お昼過ぎに下山を開始しました。
前回は、気温、天候ともに最高だったので、山頂で昼食を食べてから下山しましたが、今回は天候は悪くありませんでしたが、如何せん気温が低く、山頂を早く離れたかったので、昼食は山頂から少し下ったところにある水場で食べました。
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(山頂から水場への下り。コマケンさんはプチプチ(緩衝材)を腰に巻いて防寒しています。流石は「世界のコマケン」)

今回は荷上げが主な仕事だったので、帰りはザックが軽く、前回よりも早く、登山道口まで戻ってくる事が出来ました。
更に、前回は登山道口に戻ってからも1時間ほど林道を歩く必要がありましたが、今回はそれも必要なかったので、本当に楽でした。
登山道口から車で前泊した宿まで戻った後は、前回同様、日帰り温泉「白銀の湯」で、温かい温泉に浸かって、身も心も癒されてから帰路に就きました。
今回の登山も、コマケンさん、シンゴくん、作業員の皆さんのお陰で最高でした。
また同じメンバーで、同じ山を、同じ条件で、登れる事はもう一生ないので、今回の、この“一期一会”を大事にし、一緒に登った皆さん全員に感謝をしたいと思います。
コマケンさん、シンゴくん、作業員の皆さん、ありがとうございました。

2012年10月15日 倉田文裕

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