2014年05月

Avvenimento di compleanno 「誕生日ラン」

10日前の2014年5月11日の日曜日はわたくし倉田文裕の33回目の誕生日でした。
昨年、一昨年はこの時期の日曜日に「新緑の奥武蔵もろやまトレイルラン」というレースに出場していましたが、今年は群馬県みなかみ町から神奈川県川崎市に拠点が移り、仕事の方も土日に休みをとるのが難しくなったという事から出場を見合わせる事にしました。
先日の5月11日の日曜日は偶々仕事が休みで、レースに出場する予定もなかったので、久しぶりに少し長い距離を走ろうかなと考えていたところ、以前「赤岳」や「日向山」に一緒に登った事のあるお友達のタイゾーさんが6月末に出場する「サロマ湖100kmウルトラマラソン」に向けて30kmほど走るという事だったので、僕もそのランニングにご一緒させていただく事にしました。
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 (タイゾーさんと「多摩川水道橋」で待ち合わせ。まずは多摩川河川敷の遊歩道を二子玉川方面へと向かいました)

待ち合わせは世田谷通りの多摩川に架かる橋「多摩川水道橋」。
この橋の東京側には東屋みたいな休憩所があり、そこに午前8時45分に集合し、身支度を整えてから午前9時頃にスタートしました。
天気は快晴、日差しが非常に強く気温も高かったのでこまめに水分補給をしないと直ぐに日射病や脱水症状になってしまう危険性がありました。
先ずは多摩川の左岸側(東京側)を下流方向へと進み、二子玉川方面へと向かいました。
この日は日曜日という事もあり、河川敷にはランニングやウォーキング、野球やサッカー等を楽しむ人が沢山いらっしゃいました。
普段僕が一人で多摩川の河川敷を走る時は舗装路を走っていますが、この日はタイゾーさんにルートを全てお任せで走ったので、舗装路だけでなく普段タイゾーさんが通っているあぜ道やグランド脇の不整地も走りました。
舗装路から少し外れるだけでこんなクロスカントリー風のランニングが楽しめるんだという事がとても新鮮でした。
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(大蔵運動公園で頭から豪快に水をかぶるタイゾーさん。この日はこまめな水分補給が必要なとても暑い1日でした)

多摩川河川敷を二子玉川まで下った後は「二子玉川小学校」の前、「丸子川」の川沿い、「仙川」の川沿い、そして「大蔵運動公園」を通って「砧公園」へと向かいました。
恥ずかしながら僕はこの日この時まで「砧公園」の「砧」という漢字の読みが「きぬた」だという事を知りませんでした。
なのでこの公園内を走っている最中も油断したらまたすぐに忘れてしまいそうな「きぬた」という読みを覚える事に必死で、「緑が豊富で走っていて気持ちの良い公園」という事以外あまり記憶に残りませんでした。
今回のランニングでバッチリ「きぬた」という読みも公園の場所も覚えたので、次にこの公園を訪れる際はしっかりと「砧公園」の雰囲気と特徴を頭に焼き付けたいと思います。
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(野川公園へと向う河川敷の畦道を軽快に走るタイゾーさん。雲一つない青空、青々とした緑にとても癒されました)

「砧公園」を後にして再び「大蔵運動公園」へと戻った後は「世田谷通り」などを通って多摩川支流の一級河川「野川」へと向かいました。
この「野川」という川の川沿いを走るのはもちろん初めてでしたが、川のすぐ横の畦道も通れますし、川の上を通る舗装路の遊歩道も綺麗に整備されていてジョギングするには良いルートだなと思いました。
この野川をしばらく上流へと進むと「野川公園」という都立の公園に辿りつくのですが、タイゾーさんの計算ではその公園まで行って引き返せば30kmを越えるという事だったので、ここ「野川」の河川敷も多摩川同様あぜ道をクロスカントリー風に走って「野川公園」へと向かいました。
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(水分が足りなくなってきたのでコンビニでプチブレイク。水分補給はもちろんアイスクリームで“冷分”も補給しました)

「野川公園」は想像以上に広く、緑の多い綺麗な公園でした。
この日は朝から青空が広がり、5月とは思えない暑さだったので川辺で水遊びを楽しむご家族や芝生の広場で日光浴を楽しむ方などで公園は大いに賑わっていました。
代謝が良く、汗のかき方が半端じゃないタイゾーさんは着替えと時間さえあればすぐにでも川に飛び込みたいくらいだったと思いますが、この日はウルトラマラソンのトレーニングという事だったので、水道水で頭と脚を少しアイシングをしたところで「野川公園」をあとにする事にしました。
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(左手に調布飛行場を見ながら「武蔵野の森公園」内を走ります。この後「味の素スタジアム」の真横を通過しました)

「野川公園」を出た後は「調布飛行場」を左に見ながら「武蔵野の森公園」内を「味の素スタジアム」方面に進み、「甲州街道」と「鶴川街道」を通って多摩川の河川敷へと向かいました。
多摩川の河川敷まで来たところでこの日の走行距離が31km位だったので、タイゾーさんの提案で総距離が35kmになった所で残りはクールダウンで歩く事にしました。
この日は天気が良すぎて長い距離を走るには大変な気候でしたが、午後1時前に無事にスタート地点の「多摩川水道橋」へと戻ってくる事ができました。
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(無事に35kmランニングが終了。天気が良すぎて長い距離を走るには大変な気候でしたが非常に楽しいランでした)

今回、タイゾーさんのウルトラマラソンに向けてのトレーニングに便乗させていただく形で久しぶりに少し長い距離を走りましたが、改めて誰かと同じペースで同じ距離を走るトレーニングというのも良いなと感じました。
個人的には1人で黙々と走り続けるという行為も嫌いではありませんが、今回のランニングを通して誰かと一緒に走る事で新たに気付き、感じる事があるのではないかという風に思うようになりました。
タイゾーさん、今回は非常に楽しい誕生日ランをありがとうございました。

2014年5月21日 倉田文裕

Autoscatto 「自分撮り」

以前のブログで少し触れましたが、僕は山で“自分撮り”をよくします。
“自分撮り”と言ってもカメラを手に持ちレンズを自分の方へと向けて撮るという形ではなく、カメラをどこか平らなところに置き、セルフタイマーで全身が写るようにして撮る撮り方です。
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(「越後駒ヶ岳」の山頂で撮影した“自分撮り”の写真です。この写真はカメラを直に地面に置いて撮影をしています)

全身が写るようにしたい理由は“景色の良い所を気持ち良く走ってます”という感じを出したいからで、綺麗な景色だけを撮りたいのならばセルフタイマーにする必要はありませんが、どうせ撮るなら自分も入って、尚且つただ立っているだけよりは走っているところの方が良いだろうという考えからセルフタイマーを使った“自分撮り”というスタイルに行き着きました。
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(この写真は道標の上にカメラを設置して撮影をしています。カメラの設置のし易さも景色も最高の場所だと思います)

僕は山に行く時に三脚もゴリラのような簡易三脚も持っていきません。
荷物を軽くしたいというのもありますが、使用しているカメラが一眼レフではなく、数年前の古いモデルなので、そこまでしっかりした写真は求めていないというのが最大の理由です。
かといって山にカメラを置くのにピッタリな台みたいなものが都合良くあるかと言えば、そんなものは滅多にないので、大抵の場合は地面に直に置いたり、平らな石や木の根っこを探して置きます。
地面が枯れ葉だらけで置いたら埋もれそうな場合は木の枝や剥がれかけた木の皮に引っ掛けてカメラを設置します。
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(枯葉の絨毯の上にカメラを設置する時は木の根や石ころ等の比較的平らな物の上にカメラを設置して撮影をします)

雪が積もっている時は、それが踏み固められたカチカチの雪でなければカメラを軽く雪に突き刺して立てられるので楽です。
ただ少しでも斜面になっていて、しかもカチカチの雪面にカメラをセットする場合は注意が必要です。
カメラが風などで倒れた場合、滑り落ちていくカメラを追いかけて斜面を全力疾走するハメになります。
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(カチカチの雪の上にカメラを立てて撮影をする場合は、カメラが滑り落ちていかない様に注意をする必要があります)

カメラを設置するだけでそんなに苦労するなら少し位荷物が増えても良いから簡易的な三脚くらい持っていけよと思うかもしれませんが、僕にとっては“シャッターが落ちる瞬間にカメラが倒れた”とか“カメラが立てられそうな所が見つからず、その場に数十分いた”とか、そういうエピソードやアクシデントも含めて“自分撮り”の楽しさだと思っているので、これからも容易にカメラを設置できそうな“何か”を持っていくつもりは今のところありません。
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(顔と体が見切れてしまっていて失敗写真のようですが、これも自分撮りの“アジ”。敢えて撮り直しはしませんでした)

“自分撮り”の欠点として、シャッターのタイミングにポーズをバッチリ合わせるのが難しいとか、ピントを合わせるのが難しいとか、色々あると思いますが、僕が思う最大の欠点は“自分撮り”の最中、不意に他の登山者の人に遭遇すると半端なく恥ずかしいという事だと思います。
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(こういう少し恥ずかしい場面を撮っている時に限ってよく人に出くわします。今迄に何度か恥ずかしい思いをしました)

先ほども書きましたが、“自分撮り”をするときは大抵“景色の良い所を気持ち良く走ってます”という写真が撮りたい時なので、“景色の美しさ”だけでなく、“気持ち良く走ってます感”も表現する必要があります。
僕は笑顔で走ったり、遠くの山並みを見ながら走ったりする事で、その“気持ち良さ”や“景色の美しさ”が伝わればと思っているのですが、普段笑顔で走ったり、どこかそっぽを向いて走るという事に慣れていないので、どこかぎこちなく、不自然な感じになってしまい、そんな時に誰かに出くわそうもんなら恥ずかしさは全開です。
あまり人と出会わないような山でも、そういう時に限って人と出会うもので、僕は覚えているだけでも何度かそういう場面に遭遇しました。
中には「シャッター押しましょうか?」と親切に声をかけて下さる方もいらっしゃいますが、ただでさえぎこちない動きが更にぎこちなくなってしまうので、「大丈夫です。ありがとうございます」と言って笑顔でお断りします。
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(「中ノ岳」の山頂。ここの山頂はカメラがセットしやすく、「山頂」の碑も、背景もバッチリ写るので自分撮りし易いです)

セルフタイマーは10秒にセットし、タイミングを見計らって動き出すのですが、カメラから遠ざかって行く走り、つまりカメラに背中を向けて離れていく写真はそれほど難しくありません。
その逆でカメラに向かって近づいていく写真はタイミングが難しいと感じます。
それは遠ざかっていく写真はギリギリまでカメラの後ろでセルフタイマーのカウントダウンを見ていられますが、近づいていく写真は一旦カメラから遠ざかって、そこからカメラに向かって走り始めなければならないので、一発でピッタリにタイミングを合わせるというのは中々難しいものがあります。
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(カメラの角度とタイマーのカウントダウンが気になってしまい、思わずカメラ目線になってしまったミスバージョンです)

撮っては確認し、撮っては確認しの繰り返しで、何度も何度もその部分を行ったり来たりするその姿は、遠目で見たらかなりの怪しさだと思います。
最近はスマートフォンを使って遠隔操作で写真が撮れるなんていう便利な機能もあるそうですが、僕はもうしばらくこのアナログスタイルで“自分撮り”を楽しんでいきたいと思います。
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(日本二百名山「佐武流山」へ向かう途中の渡渉部分。ここでは岸と沢の中央部を何度も往復し一度川に落ちました)

よく僕がブログで使用している山を走っている写真は誰に撮ってもらっているのかと聞かれますが、レースの写真以外は大抵“自分撮り”です。
「自分でセルフタイマーで撮っています」と言うと、皆さん結構驚かれるので、僕自身“自分撮り”をしている人なんてそうはいないんだろうなぁと思っていました。
しかし、紀行作家として大変有名な、あのシェルパ斉藤さんも“自分撮り”をされているそうです。
これはご本人から聞いた話なので確かだと思いますが、フィールドライフの2012冬号でスノーカントリートレイルのルートを歩いているシェルパ斉藤さんの写真も“自分撮り”だと聞いてビックリしました。
その写真は一ノ倉沢をバックに撮られているのですが、カメラマンの人が撮ったとしか思えないような見事な写真でした。
僕とは違い、一眼レフのカメラで、しっかりと三脚を使って撮っているそうですが、スノーカントリートレイルのツアーでシェルパ斎藤さんにゲストとしてお越しいただいた時、その話をご本人からお聞きし、あのシェルパ斉藤さんも“自分撮り”をしていたと知って無性に嬉しかった事を覚えています。
(僕とは“自分撮り”のレベルが違いますが…)
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(もしもカメラの前で行ったり来たりを繰り返している僕を見かけた際は恥ずかしがる僕は気にせず先に進んで下さい)

これから徐々に暖かくなり、寒がりな僕の山登りシーズンがゆっくりと始まっていきますが、今年も色んな山に登り、色んなところで“自分撮り”を楽しみたいと思います。
もし皆さんが山登りの最中に僕の“自分撮り”現場に遭遇した場合は恥ずかしがる僕は気にせず先に進んでいただければと思います。

2014年5月13日 倉田文裕
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