服飾の専門学校を卒業した後、僕はイタリアに留学する前にイタリア語の専門学校に通っていました。
学校は渋谷にあり、先生は皆イタリア人、そして全日制のコースだったので月曜日から金曜日まで毎日授業がありました。
クラスメートはピアニストの方だったり、オペラ歌手の方だったり、定年退職された方だったり様々で、いずれはイタリアに留学しようと考えている志の高い人たちが集まっていました。
毎日の授業が本当に楽しく、学校に通うのが本当に楽しみでした。
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      (卒業式での出し物の準備中。志の高いクラスメートの皆さんに恵まれ、本当に楽しい1年でした)

服飾の専門学校を卒業して、歳も20歳だったので、一番伸び伸びしていた時期で、金髪にもしていましたし、好きな服装で、楽しい学校生活を送っていました。(※決して悪い事はしておりません)
高校の時はよく授業をサボっていましたが、服飾の専門学校の時も、このイタリア語の専門学校の時も、毎日真面目に学校に通っていました。
休まず真面目に学校に通うなんてことは当然の事なのですが、自分の好きな事であれば、僕のような飽きっぽい人間でも長続きするんだなと思っていました。
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 (卒業式。卒業証書の他に皆勤賞で特別賞をいただきました。因みに隣の男性の先生はボディービルダーです)

1年後、卒業を迎えますが、卒業の時期が同じなら、留学を始める時期も必然的に同じになるので、イタリアに留学してからも、クラスメートとの交流は続き、メールで連絡をとりあって情報交換をしたり、現地で直接会ったりして、再会を喜びあったりしていました。
今は僕自身がイタリアとは無関係な生活をしているので、流石に交流はありませんが、皆優秀な人達だったので、今もイタリアで活躍されている方も多いのではないかと思います。
僕もまたイタリアに行きたいなと思っていますが、チャンスがあったら、また学校に通って、イタリア語を勉強し直したいなとも思っています。
それくらい充実した1年間でした。

2012年8月2日 倉田文裕