イタリアへの留学中、一度だけミラノへ小旅行に行きました。
目的はミラノへ留学中の知り合いに会う事と世界有数のサッカースタジアムであるスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ (Stadio Giuseppe Meazza)通称「サンシーロ」(San Siro)を見る為で、ミラノの街とサンシーロをその知り合いに案内してもらいました。

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  (ミラノを本拠地とするサッカーチーム「ACミラン」と「インテル・ミラノ」のホームスタジアム「サンシーロ」と僕)

ミラノの街は流石イタリアの大都市という感じで、フィレンツェよりも洗練された街と言う印象を受けました。
そして世界有数のファッションの街でもあるので、超有名ファッションブランドのお店が立ち並び、家具や小物、カフェ、レストランまでお洒落な「衣・食・住」のお店で溢れていました。
小・中とサッカーをやっていて高校でも部活こそ硬式テニス部でしたが、友達の作った社会人サッカーチームで偶にサッカーをしていたサッカー好きの僕にとってはイタリアのサッカーというのは小学生の時から憧れであり、特に「イタリアの至宝」と言われたロベルト・バッジョ選手に関してはサッカーをやっていた頃も、サッカーをやめて他のスポーツをやっている今でも僕の憧れの選手であり続けています。

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     (憧れのロベルト・バッジョ選手のサイン入りユニフォーム。イタリア代表の時に実際に使用したもの)

そのロベルト・バッジョ選手も在籍していた、ミラノを本拠地とするチーム「ACミラン」と「インテル・ミラノ」のホームスタジアムである「サンシーロ」に行く事も夢の一つだったので、観客席からピッチを見て、選手が実際に使っているロッカールームやマッサージルームをこの目で見れた時には本当に感動しました。
またスタジアムに併設された博物館では名選手の実際に使用したシューズやユニフォームが飾られていて、「ACミラン」「インテル・ミラノ」に在籍した歴史的名選手のリアルな蝋人形も並んでいました。

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       (ACミランの黄金期を支えたオランダ人カルテットの一人ルート・フリット氏。オランダの英雄)

展示物の中には中田英寿選手や小野伸二選手のサイン入りユニフォームもあり、日本人として嬉しく思いました。
今や日本のサッカー選手が海外に出て活躍するのが当たり前の時代になりましたが、サンシーロのスタジアムに蝋人形が飾られる位の日本人ジョカトーレ(サッカー選手)が出現し、バロンドール(ヨーロッパ最優秀選手賞)獲得という夢を見せてくれる事を期待したいと思います。

2012年8月23日 倉田文裕