一昨年までは日本山岳耐久レースに出場する際は必ず「赤」のウェアを着て出場していました。
「なぜ赤なの?」と聞かれると、「その時は赤がお気に入りだったから」としか答えられませんが、写真でそれより過去のレースを振り返ってみると、日本山岳耐久レース以外のレースも「赤」のウェアを着て出ているので、「赤」が相当お気に入りだったんだと思います。

(一昨年の日本山岳耐久レース。赤いウェアに赤のバックパック、このレースまではずっと「赤」のウェアでした)
昨年から今年にかけてのレースは一転して「赤」のウェアは一度も着ていません。
今年に限って言えば、これまで3つのレースに出場しましたが、1戦目「緑」、2戦目「青」、3戦目「青」のウェアを着ました。
スノーカントリートレイルを一周した時に「赤」のウェアを着ましたが、それ以外ではトレーニングの時にしか着ていません。

(今年5月のレース。この時は「青」。今年、この色のウェアを選んでしまうのは「落ち着き」「冷静」を求めてるから?)
別に「赤」が嫌いになった訳ではなく、「赤」のウェアのデザインに飽きた訳でもありません。
そう考えると色がもたらす何かを無意識に期待しているのかなと考えたりします。
「赤」を着ていた時は、何か熱いモノ、闘う気持ちみたいなモノを求めていたのかなと思いますし、「青」を着ている今は、落ち着きや冷静さを求めてるのかなと思います。

(今年8月のレース。この時も「青」のウェア。同じデザインで「赤」があったとしても、今の僕は「青」を選ぶと思います)
※写真は「けんけんさんのブログ」の写真集からいただきました
今後、この色のウェアを着たいという色は「黄」と「緑」でしょうか。
それらの色が精神的にどういった効果をもたらすのかわかりませんが、これからも自分がその時に良いと思う色のウェアを着て走りたいと思います。
僕が今年の2月までいたアドベンチャーレースチーム「EAST WIND」のチームカラーというかレインウェアの色が「青」で、僕自身もその色が好きでした。
今年の日本山岳耐久レース(ハセツネ)は元イーストウインドのメンバーとして、「青」のウェアを着て走ろうかなと今のところ考えています。
2012年9月10日 倉田文裕