Gara 2012 「レース」

Quinta gara 「裏磐梯山岳耐久レース2012」

日時 2012年11月4日(日)
種目 50km(山岳コース)
タイム 6:16’08
男子順位 1位
総合順位 1位

11月4日、今シーズンの5戦目「裏磐梯山岳耐久レース2012」に出場する為、福島県まで行ってきました。
このレースは、“「自然の中での遊びは自己責任」”と銘打ち、“コース案内、補給一切なし。自分で必要な荷物を全て背負い、自分で地図を読みながら進む”というレースで、2009年にプレ大会、2010年に第1回大会が開かれ、今年で3回目の開催となります。
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(レース前に大会公式ホームページでこのような「コースの概要」が発表され、参加者は自分で地図を準備します)

トレイル上にコース案内板、エイドステーションが一切設置されていない“ノンサポート・トレイルレース”なので、選手は自分で必要な装備を全て背負い、自分で地図を読みながら進まなければなりません。
レースで使う地図も、主催者側が用意するのではなく、レース前に大会の公式ホームページで発表される上図のような「コースの概要」を参考にして、参加者が各自、自分で用意します。
コースの詳細に関しては、レース前日のコースガイダンスで案内されますが、余程の土地勘がある人でなければ地図無しで、スタートからゴールまでコースを正確に周る事は出来ないと思います。
なので、このレースの義務装備の中には、他のトレイルランニングのレースではまずお目にかかれない、「地図」と「コンパス」という2つのアイテムが含まれています。
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(今回、僕はコース全体を4分割した地図4枚と、より詳細な地図を部分的に4枚、合計8枚の地図を用意しました)

今回、僕がレース前に用意した地図は、合計で8枚。
上図の「コース概要」から考えて、全体を4分割した地図を4枚と、より詳細な地図が必要だと思う所の為に更に別で4枚準備しましたが、レース前日に行われたコースガイダンスでの主催者の方の話を聞き、詳細な地図4枚は必要ないと判断したので、当日は全体を4分割した地図4枚だけを持って走る事にしました。
裏磐梯山岳耐久レース ゴール
(ゴール直前。今年も1位で戻って来れました。それにしても最後の雄国山からの下りは最高に気持ち良かったです)

実は、僕は2010年の第1回大会にも出場していて、その時も運良く優勝しています。
しかし、上の文章を読んで貰えればわかると思いますが、少し特殊なレースなので、参加者も少なく、トップ選手も出て来ないので、優勝しても何の自慢にもなりません。
2010年の時は、まだアドベンチャーレースをやっていたので、“地図読み”と“トレイルランニング”のトレーニングの両方が出来ればと思って出場しました。
今回も、トレーニングの一環として、このレースを走ろうと思っていたので、2日前まで普通にトレーニングをして、敢えて調整とか疲労抜き的な事はせずに臨む事にしました。
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(今回もスタッフの方々は寒い中本当に大変だったと思いますが、皆さんのお陰で参加者の心はとても温まりました)

当日は朝3時に起床し、フィニッシュ地点(いこいの森グリーンフィールド)に自車を停め、バスに乗ってスタート地点(休暇村キャンプ場)へと向かいました。
朝3時の時点で標高800m地点の気温は4℃だったので、標高が1,600mを越えるコースの最高地点では氷点下になっている事が容易に想像できました。
朝6時レーススタート、いつも通り身体が温まるまでマイペースで走り、徐々にスピードを上げていきました。
桧原湖畔のアップダウンの少ない気持ち良いトレイルを数km走り、一度舗装路に出て、「裏磐梯スキー場」へと入って行きます。
ここまでは僕を含めて3人の集団で走っていましたが、スキー場の林道を上り始めた辺りで、「これは自分のペースじゃない」「自分のペースで気持ち良く走った方が良い」と判断し、集団を抜け出し、1人で走る事にしました。
裏磐梯山岳耐久レース2012リザルト
(今回のレースのリザルト。参加者30名というミニレースですが、毎年違うコースを走れるのがとても楽しいです)

標高1,300mより上はレース前の主催者側からの情報通り、雪が積もっていました。
「磐梯山」の頂上直下、コース最高地点の「弘法清水小屋」(標高1,630m)では更に気温が下がり、積雪も多くなり、“冬”の山という感じになっていました。
ただ、流石は日本百名山「磐梯山」の頂上へと続く登山道だけあって、通る人も多く、しっかりと踏み固められているので、走りやすく、上りは大胆に、下りは慎重に進めば何の問題もなく、逆にスリッピーな路面がスリルがあってとても楽しかったです。
「弘法清水小屋」を過ぎたら、赤埴林道を通って「猪苗代スキー場」を下り、今度は登山道を通って同スキー場を再び上がって来ます。
そして、迫力満点の噴火口を左に見ながら、「裏磐梯スキー場」に再び下ったら、今度は「中ノ湯」の方に進み、冷えた身体を温泉に入って温めたいところですが、我慢して「中ノ湯」を通過、「猫魔ヶ岳」へと向かいました。
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(今回もTevaのトレイルランニングシューズ“TEVASPHERE SPEED”のお陰で気持ち良く走る事が出来ました)

スタート直後、集団から抜け出して、1人で走り始めてからは、マイペースよりも1段階上のギアに切り替えて、「これで追いつかれたり、抜かれたりしたら、その人には敵わない」というペースを保つように心掛けて走りました。
このレースをトレーニングの一環という位置づけで走ったという意味では、いい感じに追い込んだ走りが出来たのではないかなと思います。
「猫魔ヶ岳」を通過後は、一度、「雄国沼」の湖畔に下り、最後に「雄国山」に登って、いよいよゴール地点の「いこいの森グリーンフィールド」へと下りていきます。
この「雄国山」から「いこいの森グリーンフィールド」へと下るトレイルがとても気持ち良く走れるトレイルで、ここまで頑張ってきた自分へのご褒美という感じで、楽しく走らせてもらいました。
そして、スタートから6時間16分08秒、スタッフの方達に温かく迎えられ、今年も無事に1位でゴールする事が出来ました。
少し特殊なレース故、参加者の数は少なかったのですが、今回も寒い中、スタッフの方々がとても一生懸命にレースを支えていて、選手はとても心が温かくなりました。
僕は、このレースの雰囲気、特殊性、そして晩秋の絶景トレイルが本当に好きなので、来年も本レースに出場したいと思いますし、来年はレースでは通らない磐梯山にも夏の暑い時期に登ってみたいなと思いました。

2012年11月8日 倉田文裕

Quarta gara 「第20回 日本山岳耐久レース 長谷川恒男CUP」

日時 2012年10月7日(日)、8日(祝)
種目 男子総合
タイム 8:34’38
順位 18位
男子順位 18位
総合順位 18位

10月7日、今年の4戦目、「日本山岳耐久レース 長谷川恒夫CUP」が終わりました。
結果から言ってしまうと、レース中盤に脱水症状になってしまい失速、8時間30分をきる事も、トップ10に入る事も出来ず、正直、「惨敗」でした。
“8時間30分をきる事”、“トップ10に入る事”を目標にレースに臨み、又、それが出来ると思っていたので、この結果はとてもショックでしたが、来年のこのレースへの手応えと、自分自身の成長を感じられたという収穫、それに明確な課題も見え、“ショック”以上に“ワクワク”するレースでした。
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(スタート直後の入山峠付近。悪くないポジションどりに、悪くない体調、悪くないペース。良いスタートが切れました)

2012年10月7日、午後1時、いよいよ2年ぶりのハセツネのスタートの時を迎えました。
昨年は、残念ながら本レースに出場できず、一昨年、12位に入って獲得した招待選手の権利も失ってしまったので、今年も招待選手の列の後ろに陣取ってスタートを待ちました。
緊張はしていませんでしたが、スタート直後の“走りやすいポジションどり”というのが大事だと思っていたので、スタートに向けて徐々に集中力を高めていきました。
スタート時間の13:00が近づいても、開会式は終わる気配を見せず、ようやく、スタートラインに招待選手が移動をし始めたと思った瞬間、スタートを知らせるホーンが鳴るという、“前代未聞”、“まさか”のスタートとなりましたが、慌てる事なく“走りやすいポジション”と“リラックス”を意識して、良いスタートを切る事が出来ました。
ハセツネ2012 第一関門
  (今までの第一関門までのベストタイムは2:40’34。今回は2:29’07。理想タイムでここまで来れました)

スタートから第1関門(浅間峠)までの僕のベストタイムは「2:40’34」ですが、今年は2時間30分で、第1関門(浅間峠)まで行きたいと思っていました。
序盤は近くを走っているトップランナーの中から、“飛ばし過ぎず”、“抑え過ぎない”ペースで走っているランナーを選んで、そのランナーの後ろに付き、ペースを作ってもらいながら走りました。
レース前にコースの下見や試走をしていないので、「この峠に何時間何分で行く」という細かい事は決めていませんでしたが、浅間峠までの距離やペースなどから、「今のままのペースで大丈夫」と自分に言い聞かせて走り続けました。
その結果、第1関門の浅間峠には「2:29’07」という理想的なタイムで到着する事が出来ました。
今までのベストタイムを約11分上回るスピードで走ってきた訳ですが、疲労も大した事なく、余力も残っていて気持ち良く第1関門(浅間峠)を通過する事が出来ました。
武田さんより 三頭山の上り
(三頭山の避難小屋で東京ハセツネクラブの武田耕治さんに会いました。知り合いに出会い思わず顔が綻びました)

第1関門の浅間峠には、今年も沢山の方が詰めかけていて、その応援に凄い力を貰いました。
更に今年は、その中にカッパCLUBのリピーターのお客さんの姿もあり、とても嬉しい気持ちになりました。
気持ちの良い応援のお陰で、第1関門通過後も、良いペースを保つ事が出来、順調に三頭山手前の登りまで来る事が出来ました。
水分補給も、エナジー補給も、一定間隔で行って、万事順調だと思っていたのですが、三頭山へと登り始めた、丁度この頃から身体に変化が起こり始めました。
先ず、手足が痺れはじめ、それが次第に全身へと広がって、力が入らない状態になってしまいました。
補給を定期的にしっかり行っていたつもりだったのですが、いつの間にか需要と供給のバランスが崩れ「脱水症状」か「ハンガーノック」になってしまったようです。
「何とかしないと」と思い、急いでハイドレーションの中身をほぼ全て飲みきり、ジェルも何とかして流し込みましたが、そう簡単には回復せず、それでも何とかして第2関門の月夜見第2駐車場まで進みました。
ハセツネ2012 第二関門
(今までの第2関門までのベストタイムは5:20’12。今回は5:00’19。ここまでは理想的なタイムで来れました)

第2関門の月夜見第2駐車場には「5:00’19」と、第1関門同様、僕が理想としていた5時間というタイムで着く事が出来ました。
しかし、身体は未だ回復しておらず、ハイドレーションに給水を行っている最中も、手の痺れでうまく作業が出来ない自分と、こうなってしまった自分に苛立ちながら、この先の厳しい戦いを覚悟していました。
しばらく止まって回復を待つ訳にもいかないので、給水を終えたらすぐに出発、第3関門(長尾平)に向かい再び走り始めました。
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(35km地点。第2関門の月夜見第2駐車場まであと少しですが、この時すでに全身が痺れ、力が入らない状態でした)

進むにつれ、徐々に痺れは無くなってきましたが、ペースは明らかにガタ落ち、僕は第2関門(月夜見第2駐車場)から第3関門(長尾平)までを2時間で走りたいと思っていたのですが、とてもとてもそんなスピードの走りではありませんでした。
次々に後から来るランナーに抜かれ、順位もガクーンと落ちてしまいました。
何人に抜かれたかも分からず、「これじゃゴールでは50位くらいになっちゃうかも」と本気で思っていました。
ドンドン抜かれる自分に“恥ずかしさ”と“情けなさ”を感じましたが、それでも、応援して下さっている方達の顔を思い浮かべ、「今の自分に出来る事を全力でやろう」と思い、一歩一歩、第3関門を目指しました。
 ハセツネ2012 第三関門
(今までの第3関門までのベストタイムは7:33’23。今回は7:18’41。この区間での失速がこのレースの全てでした)

第3関門の長尾平には「7:18’41」で到着、僕のこれまでの第3関門までのベストタイムより約15分早く到着しましたが、僕は今回、この第2関門(月夜見第2駐車場)から第3関門(長尾平)までの区間を2時間で走りたいと思っていたので、失速して2時間18分かかってしまっている自分が悔しくて悔しくて仕方ありませんでした。
ただ、まだ救いだったのが、自分が辛うじて来年の今レースの招待選手枠の中、“20位以内”にいるという事でした。
この時から自分の中での目標を「一昨年の自分に勝つ」という事と「20位以内に必ず入る」という事に切り替えました。
第3関門からゴールにかけては下り基調なので、本来ならばスピードが出せる区間なのですが、僕は若干、鳥目の感があり、夜になると特に下りでペースが落ちてしまいます。
これはアドベンチャーレースをやっている時からの僕の悩みで、毎年の事なのですが、今年も例外なく“夜”との闘いに苦しめられました。
“必ず夜も走る”このレースで“夜に弱い”というのは致命的な弱点ですが、必ず解決策があるはずなので、来年に向けての課題の一つとして、少しずつ改善していきたいと思います。
第2関門で8位だった順位も、第3関門では16位、ゴール手前では18位にまで下がっていました。
それでも「一昨年の自分に勝つため」「20位以内に入るため」に最後の力を振り絞ってゴールに向かいました。
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(今年も無事に完走出来ました。ゴールで迎えてくれたヨーキ君、コイズ君、タイゾーさん、ありがとうございました)

スタートから8時間30分、ようやくゴールの五日市会館が近づいてきました。
ゴールまで、あと数十メートル、そこで待っていてくれたのは、なんとイーストウインドの次期キャプテンで、僕の元チームメートの田中陽希くんでした。
更に、ゴールでは、今回は残念ながら途中リタイヤした、カッパCLUBコイズくんと、もう一人、興奮の旅を共にしたタイゾーさんが僕を待っていてくれました。
せっかく待っていてもらったのに、こんなタイムと順位で申し訳ないという気持ちでしたが、“ゴールで僕を待ってくれている人がいる”という幸せに浸りながら、総合18位、タイム「8:34’38」で何とかゴールする事が出来ました。
内容が内容だけに、もしゴールした後、僕が一人だったら、ヘコんで最高に暗くなっていたと思いますが、3人がいてくれたお陰で、明るく、笑顔でいる事が出来ました。
  ハセツネ2012 ゴール
(今までの僕のベストタイムは8:46’22。今回は8:34’38。前回の自分は超える事が出来ましたが、正直全然駄目でした)

最後に、今回、応援していただいた全ての皆さん、本当にありがとうございました。
結果も、内容も、ボロボロで、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、最初に書きました通り、来年のこのレースへの手応えと、自分自身の成長という意味での手応えをレース中にも十分感じる事が出来ました。
なので、悲観は全くしていませんし、逆に少し自信になりました。
これまでやってきた事も間違っていませんし、これからやるべき事もわかっています。
今年、果たせなかった目標を来年はしっかりとクリアーし、上を上を目指して頑張りたいと思います。
またゼロから頑張りたいと思いますので、これからも、私、倉田文裕をどうぞ宜しくお願い致します。

2012年10月19日 倉田文裕

Terza gara 「第2回 美ヶ原トレイルラン&ウォーク in ながわ」

日時 2012年8月25日(土)
種目 70kmの部
タイム 8:40’31
順位 2位
男子順位 2位
総合順位 2位

8月25日、今シーズンの3戦目「第2回 美ヶ原トレイルラン&ウォーク in ながわ」に臨みました。
8月に入って、カッパCLUBでの仕事が朝から晩まで忙しく、思い通りのトレーニングが全くと言っていいほど出来ていなかったので、テーマは「70kmをマイペースで動き通す」、そして目標は「完走」と決めて走りました。
このレースには僕よりも格上のランナーが少なくとも3人出ていましたが、完走が目的だったので、気にせずスタートしました。
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(昨年同大会で僕は2位、1位の方が今回出場しなかったので僕がゼッケンNo.1。そして今回も僕の相棒はTeva)

朝5時のスタートで、標高も比較的高い所だったので、とても涼しく快適に走れました。
最初はスキー場のゲレンデをひたすら登り、ゼブラ山を過ぎると、昨年とは違うルートを通って第1エイドステーション(約13km地点)のある和田峠を目指します。
この時順位は5位、エイドステーションでは何も補給せずに通過し、ゲレンデを登って美ヶ原を目指しました。
和田峠から第2エイドステーションのある扉峠まではアップダウンのある綺麗なシングルトラックが続き、途中通過した三峰山からは素晴らしい眺望を望む事が出来ました。
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(三峰山山頂。順位は5位。この時はまだ順位は意識しておらず、ただ70kmを動き続ける事だけを考えていました)

第2エイドステーション(約20km地点)には4位で到着しました。
ここまでは「マイペース、マイペース」「我慢、我慢」という事を強く意識して、“自分のペースを崩さない”という事だけを考えて走りました。
扉峠からコース最高地点の茶臼山(標高2006m)までは結構な上りが続きます。
しかし、茶臼山を過ぎると、いよいよ美ヶ原、アップダウンの少ない気持ちの良いルートがしばらく続きます。
昨年に続き、牧場内の道は「歩行区間」とされ、走ってはいけない区間がありましたが、今年は昨年ほどのストレスを感じる事も無く通過する事が出来ました。
歩行区間の途中にある第3エイドステーション(約25km地点)の山本小屋にも4位で到着しました。
牛伏山まで続く歩行区間が終わると、物見石山へと向かい、約1200mを一気に下ります。
最初はガレガレの下り、その先の林道までもそれなりに急な下りが続きます。
この下りで無茶すると完全に脚が終わってしまうと思ったので、ここでも「抑えて、抑えて」と意識しました。
1200m下ると第4エイドステーションの和田宿の小学校(約37km地点)に到着します。
順位は長い下り坂で1人抜いて3位、日本を代表するトレイルランナー栗原孝浩さんと山田琢也さんとほぼ同じタイミングで第4エイドステーションに到着しました。
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 (第4エイドに3位で到着。「抑えて、抑えて」と自分に言い聞かせてここまで来たので、まだ僕の脚は元気でした)
               ※写真は「けんけんさんのブログ」の写真集からいただきました

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  (第4エイドで束の間の休足。水分補給して、少し食べ物も食べて、暑いので脚に水をかけてもらって一休み)
               ※写真は「けんけんさんのブログ」の写真集からいただきました

第4エイドステーションでハイドレーションに水を補給し、長門牧場を目指して再び走り始めました。
まずは水沢峠まで上り、集落を通過して、長門牧場まで再び上ります。
その長門牧場まで上がる林道がこのレース中で一番キツイ区間でした。
緩い傾斜の林道が延々10kmの間続き、ダラダラと上り続ける、この緩い上りが走れてしまうので歩くのにとても勇気がいりました。
頑張って林道を登り終えると、ようやく第5エイドステーション(約52km地点)の長門牧場に到着します。
順位は変わらず3位、ここまで「マイペース」「我慢」「抑えて」と意識してきて「70kmを動き続けて完走する」と考えてきましたが、完走だけでなく順位も狙える位置にいたので、ここからは「結果も意識しよう」という考えに変えました。
長門牧場から最後の第6エイドステーションのある大門峠(約60km地点)までは比較的走りやすいトレイルが続きます。
しかし大門峠手前の最後の上りが、距離は大したことないのですが、ほぼ直登のかなりの傾斜のある激坂で、ここまで60km弱走ってきた身体にはかなり応えました。
第6エイドステーションの大門峠には山田琢也さんに次ぐ2位で到着しました。
大門峠からの上りのトレイルも中々の激坂でしたが、エイドステーションで補給をした後という事と、ゴールまで後10kmという事、トップも狙える2位にいるという事が力になって比較的すんなり上る事が出来ました。
トレイルから一度林道に出て、再びトレイルを登っていくと車山の広い台上に出ます。
そして南の耳、北の耳を過ぎると、朝スタート時に上ってきたスキー場のゲレンデに出るのですが、この区間で山田琢也さんとの差が開いてしまい、すでに脚が終わってしまっていた僕には、山田さんを追いかける脚が残っていませんでした。
スキー場のゲレンデを駆け下りていよいよゴール、結局、山田さんとは約5分の差をつけられて2位でのゴールとなりました。
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(スタート前は全く想像もしていなかった2位でのゴール。気持ちの良いコースで、終始楽しく走る事が出来ました)
               ※写真は「けんけんさんのブログ」の写真集からいただきました

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(左がトップでゴールした山田琢也さん。今回一緒に走らせて貰う時間が多く、走りながら色々話をさせて貰いました)

最後はトップランナーに地力の差を見せつけられる結果になりましたが、トレーニング不足で臨んだ今回のレースで、70kmを動き通せた事、トップランナーと渡り合えた事、2位というまずまずの結果を残せたという事は、少し自信にもなりましたし、更に上に行く為には何が必要で、どうしなければならないのかという事もわかった気がします。
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  (2年連続の2位。完走率35%という厳しいレースでしたが、10月の本番に繋がる良いレースが出来ました)

次は日本山岳耐久レース(ハセツネ)、あと1ヵ月ちょっと、これから最後の悪あがきをしたいと思います。

2012年9月6日 倉田文裕

Seconda gara 「第1回日本百名山・両神山麓トレイルラン」

日時 2012年5月27日(日)
種目 20km男子18~39歳以下
タイム 2:17’11
順位 1位
男子順位 1位
総合順位 1位

5月27日、今シーズンの2戦目「第1回日本百名山・両神山麓トレイルラン」に臨みました。
このレースの特徴はスタート直後、舗装路を数km走り、その後はトレイルの周回コースを3.5周してゴールするという、そのコース設定にありました。
周回コースを何周かするレースの利点は1周走ってしまえば、そのコースの特徴を覚えられるので、何処が我慢のしどころで、何処が勝負所なのかという事がわかるという所だと思います。
逆に欠点は、約400人のランナーがヒト一人分の幅しかない狭いシングルトラックの周回コースを同時に走る事になるので、前を行くランナーを抜くという作業が容易では無いという事だと思います。
ただ、今回僕が後ろから「前、行かせてください」と声を掛けると、皆さん快く「どうぞー」と道を譲って下さったので、何のストレスも無く走る事が出来ました。

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   (キツイ上りやテクニカルな激下りもあって非常に楽しいコースでした。天気も最高で気持ち良く走れました)

この日も天気は最高で、半袖でも暑い位だったので、今回はノースリーブのシャツで走りました。
スタート直後、舗装路が数km続き、そこからトレイルの周回コースに入っていくのですが、周回コースに入ってしまうと、自分と同じ周回のランナーと周回の違うランナーがごちゃ混ぜになって自分の順位が把握し難くなってしまうので、舗装路でトップと離れすぎないように注意しました。
レース中は、皆が苦しい時、苦しい所で自分は頑張ろうという事だけを考え、キツイけれどもキツすぎないペースを意識して走りました。
すると、スタート直後の舗装路では5位くらいでしたが、1周目、2周目、3周目と自然と順位が上がっていき、最終的にはトップでゴールする事が出来ました。

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(今シーズン2戦目も次に繋がる良いレースが出来ました。結果も大事ですが、今は内容が大事だと思っています)

トップランナーが出ていない小さなレースでの結果なので、自信にも何にもなりませんが、次の菅平のレースに繋がる良い内容の走りが出来たと思います。
因みに、この日、5月27日は偶然僕の母親の誕生日でした。
大した贈り物ではありませんが、少しは誕生日に花を添える事が出来たかなと思います。

2012年5月30日 倉田文裕

Prima gara 「第1回新緑の奥武蔵もろやまトレイルラン」

日時 2012年5月13日(日)
種目 21km男子18歳~39歳
タイム 1:46’36
順位 2位
男子順位 3位
総合順位 3位

今年のレース初戦、昨年12月の鋸山のレースから半年間あいだが空いて、久しぶりのレースになりました。
天気も良く、気温も軽く汗ばむ程度で絶好のトレラン日和という気候でした。
今回のレースには箱根駅伝でおなじみの城西大学の駅伝部の一年生も男女それぞれ5名から15名位招待されていて、カテゴリーは分けられていましたが、一緒に走りました。
コースは半分近く舗装路と林道で、スタートからロードランナー系の人たちが一気に抜け出すという展開でした。
僕は「トレイルで勝負」と自分に言い聞かせて、ロードは我慢の走りを続けました。
トレイルに入ると普段ロードを主戦場としているランナーが落ちてきて順位は徐々に上がっていきました。
トレイルはとてもキレイで、レース中に小さい子から年配の方まで沢山のハイカーに会いましたが、多くのハイカーの方に応援の声をかけていただき、終始気持ち良く走る事が出来ました。

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  (今年の初戦、3位以内を目標に走りました。体調も気候も悪くなく、まずまずのスタートを切る事が出来ました)

残り数kmで順位は2位まで上がっていて、1位のランナーの背中も見える所まで差が詰まっていました。
そして残り1kmの所で追いつき、一度は後ろにピッタリくっつきましたが、そこでスパートされ、必死に喰らいつこうとしましたが離され、12秒の差をつけられて2位でゴールしました。
城西大学の男子学生は最初のロードでそのスピードを見せつけるように全員が良いスタートを切りましたが、5人のうち4人がトレイルに入ると徐々に順位を下げていきました。
しかし残りの1人はロードもトレイルも万遍なく速く、僕よりも5分弱速く、総合1位でゴールしました。
カテゴリーが分かれていたので、僕の順位は2位でしたが、カテゴリーが分かれていなければ僕の順位は3位でした。

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     (目標の3位以内でゴールできましたが、課題も多く見つかりました。次に繋がる良いレースでした)

今回、このレースに出場して新たな課題も幾つか見つかりました。
国内のレースは今回のレースのようにロードや林道を含むレースが大半で、100%トレイルだけというレースは珍しいことなので、「ロード」「林道」「トレイル」を万遍なく速くしていかないといけません。
今回、その為にやるべき事、直すべき点が明確になり、そういう意味でも収穫のある良いレースになりました。
今年はとにかく我慢の年。
焦らずに、じっくりと、少しずつ、確実にレベルアップしていきたいと思います。

2012年5月20日 倉田文裕
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